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父ならではの伝え方

お子さんの手術後の傷跡の説明ってどうされましたか?
現在の手術って内視鏡などほとんど目立たないものが増えてきて、そこまで気にすることも減ってきたように思います。
そんな中でも、どうしても大手術になったら傷跡が大きくなりやすいし、年数が経っても小さくなるけど消えないものもまだあります。

成長するにあたって、どうしても学校でのプール授業や着替えなどでてくるかとおもいますが・・・・
わが家(父と息子の場合)は、「パパと一緒」と事あるごとに言います。

これは、ゆうき自身も事故の影響で腹筋を真っ二つにした大きな術跡があるので、一緒という伝え方をしています。

息子は、神経芽腫の原発層を摘出するときにできた跡がL字型に残ってる。
これは、体の成長とともにある程度は小さくなるでしょうが、完全には消えないことは予めわかっていました。思春期とかになるとどうしても、周りとの違いに戸惑ったり、怒りが出てくることも考えられるので、そうなった時の対応が少なくて済むように今も時々言うようにしています。

もう少し大きくなってもっと理解ができるようになれば、病気で治すためにできたものということを伝えるつもりです。

伝え方としても、ありのままを言えばいいですし、濁して違う方向にりかいしないようにはしたいと思います。

我が家の伝え方は、自分も事故で大きな傷があり、物を見せながら伝えれるという少し特殊事情でもあるため、すべてのご家庭でできることではありませんので、アレかと思います。

病気(わるいもの)を治す(やっつける)ためにできたものだから、なんにも気にしないでいいよ

といった感じで断言してあげてください。
そうすれば、お子さんも自分の口で説明するときに、自信をもっていえるので、ご参考にしてみてください。


自分は「パパと一緒」と別に「パパの1は??」ということも言います。
ゆうきの傷が数字の1に見えるので、身近に感じてもらえるように、親しみをこめてそんなラフな言い方も使っています。

子ども自身が戸惑わないように、状況をみながらその時に合った説明をできるように、押しつけずに伝えていきたい。

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