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色とりどりの優しい世界

「人に優しく、思いやりを持って」
そんな風に言われても、具体的にどうしたらいいのか。

それぞれの価値観があって、それぞれの想いがあって、それぞれの考えがあって。。。
みんなにとっての”優しい”とは?
みんなにとっての”思いやり”って??

「優しくしたつもりが、おせっかいだと言われた」
「手伝ってあげようとしたら、ありがた迷惑だと拒否された」
そんな経験を繰り返していくうちに、何をすれば良いのか、何を求められているのか分からなくなる。
何か行動してそんな風に傷付くくらいなら、何もしない方が良い。
こちらが時間や労働力を提供しているのに、それが誰かにとってのマイナスや無駄になるなんて、非効率極まりない。

「もう人に構うのや~めたっ!!」
自分のコトは自分でする。
その代わり、他人には関わらない。
隣で誰かが困っていても、見てみぬふり。
そうやって出来上がる『無関心社会』

あなたには、何色に見えますか?

世界には、色んな色がある。
赤、青、黄色、緑、紫、黒、白。。。。

1つの色を指さして、
「これは何色ですか?」
と尋ねてみる。
「赤色」
と返ってくる。

もしその色が、あなたには青色に見えていたとしたら。。。?

だいたいのトラブルやすれ違いは、この視点の違いから起きる。
あなたが優しさだと思って差し伸べた手を、振り払われたように。

色と同じで、世界は多様な価値観で溢れている。
様々な角度や視点から、ものの見え方や感じ方は変わる。

あなたが”青”だと思ったその色が、相手に赤く見えていたとしても、
「違うよ、これは青だよ」
「え?赤にしか見えないんだけど」
「どこからどう見たって青!」
「いやいや、赤だね!!」
そんな言い合いしなくて良いんです。

「あなたには赤く見えるんだね」
ただ、それだけのコト。

何だかモヤモヤする時は、
「なぜ赤いと思うの?」
と聞いてみると良いかもしれません。
あなたの意見を押し付けるのではなく相手の価値観を聴くコトで、あなたの視野はぐっと広がります。
「へぇ~!!そんな見方もあるんだね!」
と知るチャンスになります。
また、実際にあなたの視点からは青く、相手の視点からは赤い場合もあります。
ルービックキューブのように。

「これは青色だ!」
と決めつけるのではなく、
「あなたには、何色に見えますか?」
と聞くところから始まる世界。

あなたが聞かれた時には、
「青色だよ!」
ではなく、
「僕には青色に見えるよ」
と答えるコトで広がる世界。

みんながほんの少し意識を変えるだけで、世界は優しくなると信じています。


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