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【Carstay創業メンバー取材Vol.4.5】Mobi Lab.立ち上げからキャンピングカーブランド発表、向田涼哉が「SAny.」にかける想い

前回のMobi Lab.マネージャー向田のインタビュー記事では、彼がCarstayへ参画した理由や、これからどんな世界を作りたいか?をうかがいました。

そこで、今回のnoteでは、新規事業「Mobi Lab.(モビラボ)の立ち上げを行い、さらにCarstayオリジナルブランドのキャンピングカー「SAny.(サニー)」を発表した向田に、その想いを語っていただきました。

スタートアップに興味がある方、キャンピングカー・ものづくりが好きな方はぜひお読みください!✍️
 


前回のインタビュー記事はこちら⬇️



Mobi Lab.マネージャー向田の経歴

2017年3月:阪南大学卒業
2018年3月:オーストラリア留学から帰国
2018年12月:株式会社アネックスに入社
2021年6月:Carstay株式会社へ転職、CS(Customer Success)担当
2021年12月:CS マネージャーに就任
2022年10月:MobiLab. を立ち上げ、マネージャーに就任


Mobi Lab.について教えて下さい!


Mobi Lab.(モビラボ)は、Carstayが2022年10月に、新規事業として、横浜市にオープンしたガレージです。

バンライフ車両のDIYができるレンタルスペースや、カスタム・修理のご相談、キャンピングカー見学やレンタルなど、幅広いサービスを提供しています。将来的には、モビリティを通じた未来の旅・仕事・暮らしを体験できる、日本のバンライフカルチャーの中心となる場所を目指しています。


Carstayに入社したのは、Mobi Lab.を立ち上げるためだったので、看板を設置したときは、率直に”ああ、本当にオープンできたんだ”と思いましたね。

また、CSマネージャーも1年間経験できてよかったです。誰に対して、どのような価値を届けるか?目標達成するために戦略をどのように立てるか?など、基礎的なビジネススキルを徹底的に叩き込まれたので、その日々のおかげで今があると感じています。


Mobi Lab.開設から、8ヶ月経ちましたね


あっという間でしたね。でも、こんなに早く、自分が考えたコンセプトで、オリジナルブランドのキャンピングカーを作ることができるとは正直思っていませんでした。当初は1年以上はかかるかもなと予想していました。スタートアップならではのスピード感だなと、改めて感じますね。

また、色んな人のお陰でここまで来ることができたので、ご縁に恵まれたなと。私一人だけでは、出来ないこともいっぱいあったので。特に、リノベーション事業の際に助けてくれたメンバーや、大手キャンピングカービルダー出身で、現在プロダクション・アドバイザーとして活躍してくれている樋口さん、そして無人島からMobi Lab.へ飛び込んで、正社員として働いてくれているショウくんには感謝です。


「SAny.」について教えてください


「SAny.」は、バンライフ(VAN LIFE)の精神性を大切にしている、キャンピングカー・ブランドです。

必要最低限のものをクルマに詰め込んで、便利な世の中から離れて、好きな時に好きな場所で、好きな人と過ごすことで、本来の人間性を見つめ直せるような、バンライフの本質的な体験を再提案するために、自然の中に溶け込むような暖かいデザインにしました。


「SAny.」の名前の由来は、太陽(Suuny)と、Carstayのミッション「Stay Anywhere, Anytime.」の頭文字を取ったものです。

実は「SAny.」の名前とロゴは1年前に考えて、社内でプレゼンしました。本気度が伝われば、車作りをやらせてもらえるかなと思ったんです(笑)

そうしたら、"いいね、やってみなよ"と言ってもらい、Mobi Lab.開設のゴーサインを貰えて、今回リリースまで漕ぎ着けることができました


「SAny.」のこだわりポイントを教えて下さい


こちらのモデル車両は、ハイラックスベースのキャブコンです。SAny.リノベーションを施して、「Brunswick」という名前でレンタルしています。

プロのキャンピングカービルダーさんが制作した車両のため、家具のつくりがしっかりしてます。機能面の良さは残しつつ、色をグリーン基調のアースカラーに塗り替えました。壁紙も貼り替えて、木と色のバランスを大事にしたり、柄でアクセントをつける構造になっているのが特徴です。

モデル車両にキャブコンを選んだ理由は、バンライフの魅力を引き出せるバンコンは世に溢れている一方で、キャブコンがほぼ存在しないからです。車種問わず、バンライフをもっと楽しめることを証明したかったんです。


「SAny.」をどんな人に届けたいですか?


1番届けたいのは、20代の若い人たちです。キャンピングカーに乗る大人たちはみんな同じことを言います。"こんなに楽しいんだったら、もっと若い時にキャンピングカーに出会いたかった”と。私はたまたまオーストラリアでの海外生活で、バンライフの魅力に気付くことができましたが、まだこの世界を知らない人たちが大多数です。

便利なもので溢れている都会にはない楽しさは、多くの若者を魅了するはずです。例えば、日々ストレスを抱えて生きているような社会人の方々に、日常から解放された時間をバンライフを通じて体験してもらいたいです。

もし本物のバンライフに出会ったら、若者なら絶対ハマるはずなのに、なぜ日本で広まらないのか。それは、若い人たちが欲しいと思えるようなクールなキャンピングカーがないからです。だから私がSAny.を作ろうと思いました。価格を高価にしていないもの、若い人に届けたい気持ちからです。

また、キャンピングカーをすでに持っていてもっと愛車を長く乗りたいと考えてる方や、中古車ならではの良さを活かしたい方にもオススメです。リノベーションを通じて、もっと愛車を好きになれると思います。


FIELDSTYLEでの反響はどうでしたか?


正直、出展するまでは、自信がありませんでした。短期間で準備しましたし、自分の想いを言葉やカタチに表現するのは想像以上に難しかったです。

でも、私がいいと思うものを、とにかく作りました。オーストラリアで見た本場のバンライフ、衝撃を受けた文化、ワクワクした感情を思い起こして、手を動かしました。そして、キャンピングカー業界に入って、Carstayに入って研ぎ澄まされた感性を全てぶつけたのがSAny.です。

そこで、実際に出展してみたら、お客さんがみんなSAny.の前で立ち止まってくれて、いいね!と言って下さったのが、とても嬉しかったですね。特に、キャンピングカービルダーの前職の先輩方も見にきて下さって、褒めていただいたのは感無量でした。一人前として、認めてくださった感覚がありましたし、もっともっと頑張らないといけないなと感じました。


「SAny.」を今後どう広げていきたいですか?


今回発表したのは、リノベーションがメインなので、次は0からSAny.ブランドで制作するコンプリートカーを出す予定です。そのため、すでにキャンピングカーやベース車両を持っている人にはリノベーションを、もし車両からお探しの方にはコンプリートカーをご案内できるようにしていきたいです。

また、キャンピングカーのカーシェアサービスにご登録いただいてるホルダーの皆さまの車両も、SAny.リノベーションしたいですね。おしゃれなキャンピングカーを1台でも多く増やして、とにかく若者にバンライフを楽しめる機会を提供したいです。バンライフの文化と市場を広げるには、若い人たちに好きになってもらうことが非常に大切であると考えています。

だから、SAny.は若い人たちに愛されるブランドにしていきますよ


最後に「Mobi Lab.」の今後の展望も教えて下さい


横浜市にあるこの店舗が1号店なので、今後は全国へモビラボを広げていきたいです。"ラボ"という名前の通り、日々いろんなことを実験しながら運営しています。試行錯誤しながら、生まれた結晶のようなサービスやプロダクトから、バンライフの文化が広まっていくと思うんです。そんな共同実験の場を、バンライファーの皆さまと一緒に全国に作っていきたいですね。

また、Mobi Lab.で一緒に働く仲間も探しています。スキルは後からついてくるので、バンライフに関連する何か、車や内装、キャンプや釣りなど、自分の趣味や好きなことを仕事にしたい人がマッチします。やはり、自分が楽しくないと、その楽しさを誰かに伝えられないので。

バンライフを広めたいという想いがある人、ぜひご連絡ください!

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以上、Mobi Lab.マネージャー向田のインタビューでした。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました*


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Carstay株式会社では、ミッションである「Stay Anywhere, Anytime.|誰もが好きなときに、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」を実現するため、国内最大のキャンピングカー・車中泊スポットの予約サービスを運営しています。企業さま・自治体さま・メディアさまと是非連携させて頂きたく、また新たな仲間も募集しておりますので、下記URLより、ぜひお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです:https://carstay.jp/ja/contact

2023.05.28

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