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くるくる、パタパタ、ゆら〜りetc...風で動く彫刻が珍しい『風のミュージアム』

凜便り4回目となる今回は、おすすめのカフェ&レストラン編に続き、おすすめ観光スポット編。そして観光スポット編の第1回は「風のミュージアム」です!今回もオーナーが、その魅力をご紹介いたします。

風のミュージアム

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県立有馬富士公園の休養ゾーンに、三田市在住で風や水で動く作品で知られる彫刻家・新宮晋さん*の作品12点が常設展示されている「風のミュージアム」は、世界で初めての“野外ミュージアム”なんだそうです。

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有馬富士の麓、千丈寺湖畔の緑に囲まれた自然いっぱいの約9000平方メートルのスペースで、変化する季節や天候、時の流れの中、“形”も“色”も“大きさ”も“材料”も異なる彫刻たちが風を受けて自由に舞い続け、ゆったりと自然に包まれたひとときを過ごすことができるこのミュージアムは、合宿研修の冒頭に訪れるには格好の場所といえます。

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研修の際、看板犬と一緒にこちらを訪れると、スマホでQRコードを読み取って作品の一つひとつをじっくりとご覧になる方や、敷地の広さに驚き、広大な景色を楽しまれる方、なかにはいきなりワンちゃんと戯れたりする方などなど、そのリアクションからある程度の性格を推し量ることもできるんですよ(笑)

本当ならここにお弁当を持って出掛けて行き、ゆっくりと食事を取りながらのんびりと時を過ごすことが出来れば一番いいと思うのですが、最低でも二泊三日の合宿研修でなければ実現するのは難しいところです。

そうそう、ここでは春は「風の能」、秋には「風のJAZZ」と毎年2回のユニークな野外公演が開催されていますが、2019年、2020年はコロナの影響で開催中止が続いています。はやくまた開催できる世の中になってほしいものですね。

* 新宮晋
1937年大阪生まれ。
東京芸術大学絵画科を卒業後、イタリアに留学。
6年間の滞在のうち、風で動く作品を作り始める。以来、自然エネルギーで動く作品を世界各地に作り続けている。
1971年ハーバード大学視覚芸術センター客員芸術家。
2000-2001年 地球上の僻地6ヶ所の自然の風景の中に作品を設置し各地の人々と交流をはかる「ウインドキャラバン」を開催。
「いちご」「くも」「ことり」「旅する蝶」など絵本を出版するかたわら、オリジナルな舞台も手掛ける

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風のミュージアム
三田市福島1091-2 有馬富士公園パークセンター
開園時間:9:00から17:00まで
料金:無料
HP:http://windmuseum.jp/

いかがでしたでしょうか?今回のオーナーの熱弁は控え目?でしたが(笑)、風や水で動く彫刻たちの魅力は計り知れません!

子供の頃に遊んだ風ぐるまや、風力発電の大きな風車を見かけたら、なぜかずっと見ていても飽きず、延々と眺めていた、といったことはありませんか?

そんな経験がある方はぜひ一度訪れてみてください。広々とした自然の中に佇み、風をうけて動く彫刻たちは、様々な動きを見せてくれて、ますます飽きません!

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