見出し画像

仏教とキリスト教

僕自身は宗教をもっていない。
両親はキリスト教徒だった(プロテスタント)
なので、幼少期から僕も教会へは行っていた。
中学の半ばくらいまでは行っていたと思う。

上京し、プロギタリストになってから、バンドの
先輩に強く勧められ、また、連れて行かれた
集会で、多くの著名ミュージシャン(BOROさん、
サザンのギター大森さん、オフコースドラムの大間さんなど)
に直接すすめられ創価学会に入信するも、
熱心に信心する訳でもなく、帰郷と共に自然消滅。

心の問題を抱えていた時は、一時、生長の家を
熱心に勉強したし、谷口雅春師の教えは
いま持って「真実」だろうとは思っている。
※宗教というより、早すぎたスピリチュアル系の教団
だったと思う。
その根本には、出口王仁三郎や出口直などが存在する

今、僕の至近にいる人で、「この人は信頼できる」と
思える数人の中の2人は宗教人だ。
一人は、よく演奏させてもらうカトリック教会の神父さん
一人は日蓮宗のお坊さんだ。
で、どちらの場にもたまに訪れるのだが、
落ち着くなぁと思えるのはお寺の方だ。
その教えや理屈を抜きにして、直感的というか
肌で感じるというか、収まりが良いというか…….
具体的に日蓮宗の教えをわかってる訳ではない。
(創価学会は日蓮正宗といって別物)
だが、落ち着く。

高齢の母は入退院を繰り返しているが、
この数年、お墓のことを云うことが多く、
キリスト教だが、自分はお寺さんにお墓をもちたいと
言っている。
母も理屈ではなく、直感的、本能的にそう感じている
ようだ。
もうひとり、僕の生徒さんで70代なかばの方も
キリスト教からの宗旨変えを強く考えているようだ。

歴史をみると、争い事(戦争)の多くが宗教を
元にしている。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教…….

しかし仏教ではそれをあまり聞かない。
(小さな諍いはもちろんあろうが)
それに、今話題の「性加害」についても
カトリックでそれは顕著だ。(小児性愛、同性愛)

これらを勘案してゆくと、自ずから僕自身が
今後(老後)帰依してゆくものは一つに限られてゆく。
宗教という存在は、人間の根本的な部分を成し得る
べきもので、特に生死に関わる場面に於いては
最も求められるものだ。
今回の能登地震でも、自衛隊、消防、警察などの
活動は喧伝されるが、おそらく多くの宗教家も
現地に赴いてるのだと信じたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?