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ため息28:雨宿り

突然の雨で、傘を持っていないときに近くのビルの軒下で雨宿りをすることがあります。雨が止むまでお茶でも飲んで待つという余裕のある時間をすごしたことはいままで一度もありません。先を急いでいるわけではないのですが、雨脚が早くなると我慢できずに飛び出していきます。終日雨は降り続けると最悪を考えているからです。

結局、今降っている雨がこの先どうなるか天気アプリの占いを無視しているから、いつも本降りになるまで待って出て行きます。本降りになったら、さらに待つことができません。当分止みそうもないと予想します。別に次の予定に差し支えるからではありません。ただじっと雨が止むのを待つことができないだけのことです。

でも、雨対策は簡単です。外出にはいつも傘を持ち歩けばいいだけです。以前、東京直下型大地震がメディアで話題になっていたとき、非常用にラジオとライトがセットになった家電製品を常時携帯する人がかなりいると報道されていました。外出時に大地震に遭遇することを考えたら、雨に降られることなど些細なことです。濡れたってかまわないと居直ります。ただし、歩いて帰宅に備えて、公共交通機関を利用する外出では長時間歩けるウォーキングシューズを履きます。

「本降りになって出て行く雨宿り」 という川柳があります。終日雨が止むまでお茶でも飲んで待つことできる人は少ないと思います。傘を持っていないときに雨が降り始めたら、迷わず、目的地を目指すか、帰宅するか、ともかく雨宿りはいたしません。

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