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ため息13:販促グッズに拒否権行使

ギブアウェーの選定について、営業担当役員は決裁保留し部門全員のコメントを要求しました。その際、担当役員は多数決に従うということで40人にアンケートを実施しました。
商品Aが38票、Bが2票という結果になりました。しかしながら、役員はBを選び、Aを選んだ多数派を「センスがない」と評価し拒否権を行使。Bを選んだのは役員本人とその子分の二人でした。

芸術は大衆には理解されないという世界では、正しい選択かもしれません。しかし、芸術には縁のない「こいつ」に、いわれたくありません。
そこで、アンケートを実施した従業員は、この購入申請を取り下げました。

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