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ため息211:極楽浄土

極楽浄土=絶対にゆるがない最高の幸せ

初めて平家物語を読んだとき、意外に感じたことを思いだしました。

源氏に追い込まれて滅亡寸前の平家の貴族階級の若者たちの人生観です。
厳しい現実を生きることが恐ろしくで死を選んでいます。死ぬことより、生きることを恐れ、極楽浄土に最高の幸せを期待しました。

突然、他人によって終わりになる運命なら、自分で終わりを決める自由があるうちに終わりにしようということです。

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