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【キャスターの本音】Q「女性の割合が高く、女性活用に積極的ですね!」→A「結果論です。女性を救うためにリモートワークしているわけではありません」

こんにちは。1500名以上が47都道府県でフルリモートワークをする株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。

キャスターらしさをどう世の中に伝えていこうかと奮闘する我々が、日々の雑談や広報ならではの悩みを思いきって公開する「広報の雑談」企画。

今回のテーマは、前回に引き続き「メディア取材でモヤモヤする質問」についてです。

前回のお話はこちら↓

キレイゴトなしの本音トークから、少しでもキャスターの雰囲気やカルチャーを感じていただけたら嬉しいです!

取材時にモヤモヤする質問「女性の割合が高いですね!女性活用をどうお考えですか?」

モリ:ツボイさん、取材時に「女性活用について」質問されることにもモヤモヤしてるって言ってましたよね?

ツボイ:そうなんです。キャスターではメンバーの男女比を公開していて、女性が8割以上なんですよね。それを見て、「女性活用に積極的なんですね!お考えを教えてください」とよく聞かれるんです。

キャスターメンバーの男女比率


モリ:たしかに、女性の取締役もいるし、執行役員も2名は女性、マネージャーも執行役員との兼務を除くと10名が女性ですしね。

ツボイ:はい。でも、モリさんもこの質問、モヤモヤしませんか?

モリ:うーん、たしかに。なんというか…女性が多いのって、結果論なんですよね。

ツボイ:そうそう!それなんです!キャスターは、最初から女性活用を意識して経営や採用をしてるわけじゃないんですよね。

モリ:もちろん、女性が多いという状態を「良い」と感じてくれる方もいるとは思いますが、目指してこうなってるわけじゃないですからね。
社内で「女性活用を推進しよう」という話も聞いたことがないし。

ツボイ:リモートワークって、どうしても「女性に優しい働き方」みたいに見られがちなんですよねぇ…。
「女性活用」はキーワードとして世の中で話題にされやすいので、もちろんそれをキャスターが積極的にアピールすればメディア取材などに繋がりやすいのは事実なんですが…。
実態と違うことをアピールして、キャスターのスタンスが誤解されるのはよくないし、広報としてはがゆいところ(汗)。

モリ:出た、今回も“嘘がつけない”キャスター(笑)。とりあえずメディア露出すればいいってわけでもないですしね。でも、目の前に掲載チャンスがあれば、出れるところには出たいとチラッとは思ってしまいますよね。

ツボイ:そう、「禁断の果実」的な(笑)。でも、メディア露出が目的じゃなくて、キャスターを伝えることが目的だからと踏みとどまってます…!

女性を救うためにリモートワークを当たり前にしたいわけではない

モリ:この女性活用についての質問には、どんなふうに答えているんですか?

ツボイ:「結果的に女性は多いですが、女性を採用したくてリモートワークを導入しているわけではありません」という話や「“リモートワークを当たり前にする”というミッションは、女性を救うために掲げているわけではありません」という話をしています。

モリ:正直ですね(笑)。

ツボイ:はい、嘘がつけないキャスターなので(笑)。
実際、キャスターにはパートナーが転勤族だという女性が何人も働いているのは事実で、そういうメンバーからは「これまでは夫が転勤するたびに自分の仕事を変えたり、キャリアを諦めたりしてきたけど、キャスターに入ってからはどこに引越しても働き続けられて嬉しい」という声もたくさん聞いて、それは本当に良いことだなとは思います。

モリ:現に助かっている人はいますからね。でも、そういうエピソードだけを強調してしまうと「リモートワークって女性に優しい働き方なんだ」という点ばかりがクローズアップされてしまいますよね。

ツボイ:そう、「女性」が先行しすぎるのはちょっと違うかなって。キャスター的には、「女性を救いたいからリモートワークを当たり前に」ではなく、「リモートワークを当たり前にしたら、結果的に救われる女性もいる」くらいのニュアンスですかねぇ。順番が逆というか。
よく(CROの)石倉さんもnoteや取材で、そもそも「夫の転勤に妻がついていく」というのがスタンダードになっている状況が不思議だよねという話をされています。夫がリモートワークをして妻の転勤についていってもいいわけで。リモートワークに男性・女性は関係ないなと。

モリ:なるほど。
(代表の)中川さんも、「キャスターは、子育てしている親や、家族に転勤族がいる人、介護をしている人のためにリモートワークを当たり前にしようとしているのではない」と言っていますよね。

特定の誰かのためではなく、誰もがリモートワークという働き方を当たり前に選べて、リモートワークをしたい人が普通にできる世の中にしたい、ということなんですよね。

ツボイ:まさに!リモートワークは、特定の誰かのためのものじゃない!特別なことじゃないんですよね。

キャスターが創業(2014年)からフルリモートワークなのは、もともと中川さんが前職でクラウドワーカーがあまりに低い報酬で働く状況を目の当たりにして、「働く場所が違うだけで報酬が低くなるのはおかしい」と思ったことがきっかけですしね。

モリ:そうですね。加えて、今後は働き手のリモートワークの需要が増えるだろうと考えたと言われてますよね。

キャスターは数字としては女性が8割超えですが、最近は社内に男性メンバーが増えてきている感覚もあります。

ツボイ:世の中的にも増えましたよね。コロナ禍でこんなにリモートワークが必要な状況にならなかったら、「リモートワーク=女性に優しい」みたいなイメージを変えるのはもっと難しかったかも。あらゆる人がリモートワークをする機会が増えたのは良かったなと思います。

モリ:実際にやってみるって大事ですよね。

リモートワークする理由はそれぞれ

ツボイ:社内アンケート結果を見ても、リモートワークを選択した理由って、本当に人それぞれなんだなぁって思いました。

2022年3月24日〜4月8日に社内で実施した「リモートワークに関する意識調査結果」

ツボイ:通勤電車に乗りたくないとか、家族との時間を増やしたいとか、コロナの感染が心配とか、持病のためとか。
個人的にはっとさせられたのは、「アレルギー持ちだから、オフィスのハウスダストを避けたい」という回答でした。たしかに、花粉症とかもそうですが、「我慢できないわけじゃないけど、自宅の方が快適に仕事ができる」状況ってたくさんあるよなぁと。
昔は私も「皆がオフィスに出社する」のを当たり前に思っていて疑問に感じたこともなかったですが、今思えば「皆がいろんなことをちょっとずつ我慢しながらオフィス出社してた」んだなぁって改めて思いました。

モリ:我慢するのが当たり前というか、我慢していることにさえ気づかなかったとも言えますね。

ツボイ:無意識ですよね。私が「おお、これがリモートワークの恩恵か!」って感動したのは、引越しの時でした。
これまでは、職場までの距離や通勤時間、乗り換えがあるかどうかなどを第一優先にして、まずそれで絞り込んでから家探しをしてました。でも、リモートワークだと「そういう条件をゼロにして、どこでも好きな家を選べるんだ!」と、前提条件がマルっとなくなったのがすごく新鮮で。
改めて「私が住みたい場所ってどこだろう?」とフラットに考えることができて、家探しが楽しかったです。すみません、話が逸れましたね(笑)。

モリ:いえいえ、たしかに、いつの間にか「出社」によっていろいろなことを縛られていたのかもしれませんね。

性別関係なく、人それぞれ、いろいろな事情や考えがあって、いろいろな理由でリモートワークを選んでいるのですよね。

ツボイ:誰もが当たり前に働き方を選べる社会になるといいですよね。

モリ:まとめると、「女性活用についてお考えを教えてください」と聞かれても、「特に女性活用のための取り組みはしていません」ということになりますね。

ツボイ:ですね。これまた、メディアの方にとっては想定外な回答だと思うので、お伝えしづらいですが(苦笑)。でも、キャスターの広報としては今後もそういうスタンスでいようと思います!

モリ:「キャスターらしさ」ってなかなか言い表すのが難しいですが、引き続きキャスターの考え方やスタンスについて考えていきましょう!

ツボイ:はい!とりあえず、今のところは「嘘がつけないキャスター」というのは言語化できた気がします(笑)。

以上、「広報の雑談」企画でした!

次回は、「リモートワークと一体感」がトークテーマの予定。また覗きに来ていただけると嬉しいです!

*社内アンケートの結果はこちら


*広報の雑談シリーズはこちら



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