皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
最近、弊社のご登録者の方とお話をしていて少しびっくりしたことがありました。
Aさん：「エージェントの方で職務経歴書の添削をすると言われたのは勝田さんが初めてです」
Bさん：「履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイスってお願いできるものなのでしょうか？」

お二人ともに転職エージェントではそのようなサービスをしてくれないものと思っており、特にBさんははっきりと以前登録していたエージェントに「書類が通るか分からない中でレジュメ添削は行っていません。それよりも書類をたくさん提出して（＝エントリーをたくさんして）下さい」と言われたとのことです。

今まで履歴書や職務経歴書などのレジュメの添削は転職エージェントとして当たり前に行うものだと考えておりましたのでこのようにそもそもレジュメ添削をサービスとして提供しない会社（又はコンサルタント）があることに驚いたという訳です。

そこで今回はこの人材紹介コンサルタントのサービスとしてのレジュメ添削について考えてみたいと思います。

レジュメ添削は必要か？

まず最初に人材紹介会社で提供するサービスについて考えてみたいと思います。ここでは個人に対するサービスに限って見ていきます。以下が考えられる例ではないでしょうか？

大まかですが、このように面談から退職交渉に至るまで各フェーズにおけるサービスの提供が人材紹介会社の役割かと思います。

これらのプロセスを分業で担当している企業もあれば、コンサルタントが一気通貫で全て行っているケース、アシスタントと連携して行っているケースなど紹介会社によって様々です。

そんな中でどの部分に注力してサービスを提供していくかという点も各社によって、又は担当のコンサルタントによって違ってくるのは当然かも知れません。例えば求人の紹介数（＝量）で勝負するケースもあれば、面談の質で勝負するなどいろんなパターンがあるのだと思います。

冒頭の事例はこの量で勝負するケースの典型です。つまり、求人の紹介数に価値を見出しているのです。

このような考えを持った会社又はコンサルタントにとってはレジュメ添削などはある意味手間がかかるので効率が悪いのかも知れません。

しかし、それで本当に人材紹介会社としての介在価値があるのでしょうか？

弊社カタリストエージェントでは

弊社カタリストエージェントでは「強みを軸にした転職の実現」を目指して求職者の方をサポートしています。以前の下記の投稿も是非ご覧下さい。

「自分の強みは何か？」という点を求職者の方が自覚しているケースはほとんどありません。今までやってきた経験については話せてもそれが客観的に見てどの程度強みになっているのか？という点は分からないことが多いのです。

この自覚していない強みを様々な角度からアドバイスをしていくことで求職者自身が強みとして認識をしていく過程をお手伝いすることがエージェントの大事な仕事だと考えています。

履歴書や職務経歴書の添削についても実はこの観点から弊社では実施をしています。つまり、強みが何で、それがどのように応募する企業に活かされていくのか？という点を一緒に考えさせて頂いております。

この作業は時に苦しく、大変です。人によっては3回以上、書き直して頂いたこともあります。（この人は結局3社から内定をもらいました）

ただ、この過程により、ご本人が自分の強みを自覚し、そのことでその後の選考プロセスに自信を持って臨んでいくということを弊社では数多く見て来ています。もちろん書類選考の通過率を上げるという効果もありますが、それ以上に大きな効果をもたらしていると思っています。

このような強みは当然、人によって千差万別であり、個別性があるものです。だからこそ、オペレーティブに数をこなすのではなくそれぞれに寄り添って対応をしていくことが必要だと弊社では考えています。

人材紹介の介在価値はこのような個別性にこそ現れるのであり、それはAIなどが発達する世の中になればなるほど益々、価値が上がるものだと信じています。

以上の観点で、弊社ではレジュメ添削についても積極的にアドバイスをしています。是非、転職活動をする際は弊社までお気軽にご相談下さい。