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ナッジ読書

Amazonや書店で見かけた時は、ビビッときて買った、あの本。勧められて買ったこの本。結局、読まずに本棚に眠っている本、ありませんか?我が家には結構あります。

今日はそんな本をついつい隙間時間に手に取って読み始めてしまうというナッジのお話です。

世界中にに専門家の方々がたくさんいらっしゃって、オンラインで繋がったことから、どこにいてもやる気さえあれば、知らないことを山ほど学べます。そんな中、最近、妻が子育てに関して、ガチで学び始めたこともあり、色んな教えに触れる機会が増えました。

妻曰く、子育ての先達によると、子供に本を読ませたいなら、本を目につくところに散らばして置いておくと良い、らしいのです。

上の娘は本が大好きです。時間があれば読んでいてむちゃくちゃ雑学知っていて驚きます。なので、我が家のターゲットは下の娘。彼女は、あまり積極的に本を読まない方です。

そんなことあるかな、と半信半疑ではありましたが、リビングの目につくところに、大人の本も子どもの本もいろんな分野をごちゃ混ぜで、読んでない新しい本、図書館の本などをポンポンと無造作に置いてみる実験をしてみました。

先週末から始めたこの実験、すでに効果が出始めています。

なんと、下の娘が、これまで絶対に読まなかった科学分野の本を眺めていたり(読んだかどうかは?だけど)、上の娘が整理収納アドバイザーの書いた整理本を読んでラベリング始めたり(今まさに片付け中)。

多分妻の狙いは、片付けの苦手で、言われると嫌がる上の娘に片付けをさせたかったというところだと思うので、強制せずに自発的に片付けへの動機付けができたという点で、ものすごい効果です。

ついでに私も今週隙間時間にスマホではなく積んである本をつまみ読みしました(これも妻の誘導?)

こういうのをナッジというんでしょうけど、直接的に言わずに人の心に影響を及ぼし行動を変える。つい手を伸ばしたくなる。

なかなかやるね、妻。

子供は親の影響を受けると言いますが、読んでいる本、観ているテレビ番組、映画などなど、環境がその人を形作っているということを痛感しました。どんな環境を創るか、むちゃくちゃ大事ですね。

私も言動をもっと意識しようと決意を新たにした1週間でした。

子育ては親育て。まだまだ続きます。

2020年、オンラインで沢山の方にお会いし、たくさんの価値観に触れ、自分の中の考え方が揺れ動いていることに気づきました。この瞬間に、感じたことを言葉で表現してしてみる事にしました。 子育ての事、教育こと、人に関すること、外国人の上司と働くと言うこと。つれづれなるままに。