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ロードバイク|わたらせクリテリウム 23-24 第4戦 スポーツA 10位

とりあえず結果から。10位と微妙な結果やったけど色々と勉強になったことも多かったので備忘録として細かめに振り返っておく。

落車が何回かあり(見聞きした限り最終的には3回くらい?)出走28人中12人がDNFという10kmの短距離レースなのに恐ろしいリザルト。足切りは先頭から50秒以上なので落車原因の人が多そう。

補足しておくとコースは路面状態、視界共に非常によく道幅も十分なのでコースのせいで落車リスクが高い、ということはないと思う。実際他のカテゴリーでは落車あまり無さそうだったし。

そんな中でリスク回避しながら無事完走できたのは何よりもよかった。

ご覧の通り道幅、路面共に最高。ここが一番落車リスクのある最終コーナー。実際にはここ以外での落車ばかりやったけど。

事前の情報収集

コース自体は走ったことあったけど、レース用のレイアウトでは走ったことなかったのでYouTubeで下調べ。この動画が解説付きでわかりやすかった。

とりあえず前に上がれるポイントが少ない、最終コーナー前に番手落とすとゴールまでの距離が短いので捲れない、という感じ。

クリテリムの定石ではあるけどいかに前に前にで展開できるか、ということが重要そうということを理解した(つもりでいた)。


本番

先にスタートするチームメイトが出走のビギナーAを観戦

チームメイトのKさんが4位入賞という結果を見て「おお、自分も頑張ろう!」と気合を入れていざ整列。

スポーツAは39歳以下のカテゴリーのため若い人も多そうだった。レース前に「シャーー!!」と仲間内のノリで雄叫びあげてる人もいた。三十台後半でアスリートでもない自分がそんな若者に混じって走る短距離レースはなかなか大変そう。

で、この時にすでにミスを犯していた。整列するのが遅くて後ろの方からスタート。後から写真で確認したら三列目やった。

これが最初のミス。1周はコースチェックでのパレードランやけど、スタート地点に戻ったらまた完全にストップして整列し直してからスタートするという方式。

パレードランで位置上げるのも大人気ないか、と思い最初の整列順とほぼ同位置の後方からスタートを切る。これがミスその2。

で、いざスタート。苦手気味なクリートキャッチはうまく行ったけど早々に直角コーナーが来るので、位置上げるための急加速はせずに程々に踏んでコーナーへ。ここまではよかったけど、この時自分の前に入った人が第二コーナーでバランスを崩しかけたので接触回避のためブレーキかけつつなんとかかわす。先頭から遅れてしまったけど踏んで差を詰める。

第三コーナーに入る前、先頭と少し差がある位置関係の中、後輪スリップした方がまだ目の前にいる。動きが危なっかしいので頭の中に浮かんだのは2つの選択肢。

①サッと抜いて先頭集団にとっとと入る
②抜き際や第3コーナー、第4コーナーで無理に踏まれてまたフラつく/抜いた後に後ろから突っ込まれて落車とか嫌だからこの人が自然と落ちるタイミングで前にでる

先頭との距離はまだ大きな差はなく、前の人は見た感じすでにギリギリな感じで「第三コーナー後には垂れそう」と思ったので、そこでスパッと抜いてホームストレートに戻ったタイミングで踏んで先頭にブリッジすればいいか、ということで落車リスクを少しでも減らすために②をチョイス。これがミス3。

この方が失礼ながら地足が意外とあって、でも走りは危なっかしくて思うように抜けず、最終コーナー終わっても抜けない。。その間にも先頭がジリジリと遠くなっていく。

ホームストレートでブリッジかければなんとか先頭には入れるくらいの距離だが、どうしよう・・・と躊躇してたらあっという間に2周目の第1コーナー。徐々に先頭と離れていく。そのまま2周目に入ってしまう。

ポジションは後方に・・・

2週目の最終コーナー直前のアナウンス的に先頭からは10−20秒差。結果的に1週目の最終コーナー抜けたタイミングで先頭にブリッジする動きを咄嗟に取らなかった判断が致命傷となった。

2周目終盤でようやく前に出れたたけど勝負も終わっていた。3周目に入った直後には前方に見えていた先頭から遅れたグループの1名が柵に引っかかり落車。大丈夫だったろうか・・・ホームストレートで速度出ていただけに心配・・・。

先頭は遥か遠くに・・・時すでに遅し。コーナーでのバイクの倒し方が甘すぎる。ペダリングできるくらいの角度で曲がってるし。下手くそやなぁ。

さらに5周目に入り第1-2コーナー間のストレートで集団で落車したと思われる景色が広がっていた。第2コーナー前の位置取りとかで接触落車したのかな。。と思いつつそこには自分よりも速そうな人たちが。先頭にいた人たちと思われる。ジャージが大きく破れている人もいて横目に見るだけでも痛々しい。

4週目以降は淡々と3名のグループで走りつつ先頭から遅れた人たちをパスしたり吸収したりしつつ5名?で最終周へ。

実際にはローテが回らずペースも上がらない。足切りにならないくらいのペースで走っていたけど、短距離なのだからいっそのことローテ回らなくてもいいから、力尽きるまで全力で前を追いかける走りをしても良かったかも。

でも皆んなで走りながら少しでも前を目指しながら走れたので楽しかった!一緒に最後まで走ってくれた皆様、ありがとうございました。

最後は入賞には絡まないと分かりつつ、最終コーナー抜けたところからスプリントして終了。

※周回数とかは走ってる時は数えてなくてリザルトみて多分この周回かな?って感じで書いているので事実と異なる点は色々あるかもしれませんが悪しからず

思うように速度も出ず回らぬローテ。みんないっぱいいっぱいやった様子。

振り返ってみて

改めてこうして振り返ると、事前情報や定石通り前に位置取ることの優先順位を上げなかった自分の判断ミスもあるけど、スパッと抜ききる自信がないからいつまでも抜けずにモヤモヤしながら後ろを走っていたのでは?そもそもブリッジしたところで先頭についていける脚は残せたか?それらの自信がないから各シチュエーションで躊躇したのでは?ローテ期待せず踏まなかったのも最後まで一人で走って脚が持つ自信がなかったからでは?と思う。

結局、位置取り・状況判断力が下手で大した脚もないという自分の実力がそのまま結果として現れたレースだったんやなあ、と感じる。

もし上手く先頭集団に入れていたとしても、少なくても落車でDNFになった人たちは自分より速そうに見えたし順位は変わらないどころかもっと低かったかもしれない。いずれにしても今の実力では入賞争いは無理そう。

結果は何であれ、最高の天気の中、仲間の応援したりされたり、青空の中メシ食ったり、自転車の楽しみが詰まったいい1日でした。

わたらせクリテリウム、いいイベント!落車のこと云々書いたけど、気をつけていれば回避できることばかりなのでより多くの人に参加してもらって末長く続くイベントになってほしいと切に願う。

今まで30分未満で終わるレースは物足りないから折角なら2時間エンデューロとかロードレースを選びがちやったけど、20分くらいでレースを終えてそのあと仲間としゃべったりブース回ったり雑談したり、そんな過ごし方もめちゃくちゃ楽しいやん、と気がつかせてくれた。

次戦も都合つけば出たいな。

レース後はのんびりとお話し
ご飯大盛りるーろーはん
タピオカ大盛りミルクティー
家族へのお土産アイシングクッキー

リザルト

DNFの多さよ…

追記

レースの写真が公開されたので眺めていると先頭の人たちのコーナーでのバイクの倒し方に対して自分はなんと浅いことか・・・こりゃ先頭集団にいてもインターバルかかってしまってダメやったろうな、と思わされた。

ストラバのログ見ていても上手な人ほど各コーナーで驚くほど減速がない。それに対して自分は・・・言わずもがな。コーナーのたびに大きく減速している。そら後方からスタートしたら前にはそう簡単には出られないよな・・・

コーナリングはもっと意識して練習しないとレースにならないと痛感。でも高速コーナー怖いのよね・・・。かといって何も対策しないわけにもいかないので意識していこう。

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