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BUJOにカレンダーはいらない

 昔は、能率手帳の別冊に小さい住所録が付いていました。手帳が新しくなっても、住所録を全部書き写さなくてもすむようにです。今、住所録を(しかも紙で)持っている人は居るのでしょうか。
 また、昔は会議の日取りを決めるのも一苦労でした。出席者の都合を聞いて回ったものです。みんなおもむろに自分の手帳を開いて「あぁその日はダメだな」とか言いました。今はそんな必要もないのでしょう。

 BUJO(バレットジャーナル)は新しいやり方ですから、登場時点で既にデジタル式があったのだと思います。デジタル式というのはスマホやPCなどの、いわゆる仕事効率化アプリです。

 今、BUJOに限らず紙の手帳を愛用している人は、おそらくデジタル式も併用しているのだと思います。PCはともかく、スマホは持っているのだから。一旦紙に書いておいて、後でGoogleカレンダーに入れるという二度手間などへっちゃらのはずです。スマホへマイグレーションしたということで、「・」を「S<」にしてはどうでしょうか。

 BUJOにカレンダーが無くても問題は無いのだと思います。スケジュール管理は、はじめからBUJOの眼中に無かったのではないかと思います。紙の住所録と同じように、紙のカレンダーも消え行く運命なのでしょうから。

 YouTubeで次の動画を見た時にはライダー・キャロルに同情しました。彼はさすがに二度手間とは言いませんが、素直に、複数の人の関わる予定は後でカレンダー(紙のカレンダーかGoogleカレンダーかはわかりませんが)へ書き写すと言っています。


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