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コロナ禍で生まれたユニークなドーナツショップ「Weirdoughs PH(ウィアードウ)」

フィリピンでは、昨年から外出制限や営業停止命令が長期間続き、多くの企業がフードデリバリーや宅配便の代理店業等への一時的な事業転換を余儀なくされています。そんな状況のなか、マニラで新たなビジネスを生み出し、最近メディアやテレビ番組で注目されているちょっと変わったドーナツショップがあります。今回は、激辛のハバネロやきゅうり、さくら等、ユニークなフレーバーのドーナツを販売する「Weirdoughs PH(ウィアードウ)」をご紹介します。​

まず、店名の「Weirdoughs(ウィアードウ)」は、英語で「変な・変わった」という意味の「Weird」とドーナツ「dough」を掛け合わせたネーミングとなっており、お店の売りであるちょっと変わったフレーバーのドーナツが表現されています。

創業者のIvan Neryさんは、オペラ歌手ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でライブやイベントが開催できない状況となり、生き残るために2020年4月にドーナツショップを開業。現在はこの新たなビジネスで生計を立てながら、オンラインで歌声を披露する等、オペラ歌手としての活動も徐々に再開しています。

「Weirdoughs PH」では、わさびとゆず、きゅうりを組み合わせたドーナツや玄米茶、さくらといった日本風味のドーナツ、ハバネロとピーチを混ぜ込んだ激辛ドーナツなど、フィリピン国内のほかのドーナツショップではなかなか味わうことのできない、とてもユニークなフレーバーのドーナツを販売しています。

またこのお店で販売されているドーナツは、すべて植物性素材を使用して作られており、肉や魚、卵、乳製品等の動物性食品を食べないヴィーガンの方が楽しめる点も魅力です。

レビュー欄には、「塩気と甘さを同時に味わえて、どのドリンクにも合う!」「おいしいから友達にサプライズでプレゼントするのもオススメ!」等、高評価のコメントが多数寄せられており、今年に入ってからはフィリピンの大手テレビ局やメディアに複数取り上げられています。

厳しい行動制限が課せられている状況下にあっても、前向きに新たなことにチャレンジしているフィリピンの方々の姿に今後も注目していただければと思います。

「Weirdoughs PH」についてもっと知りたい方はぜひお店のFacebookやインスタグラムページをチェックしてみてくださいね!

【Weirdoughs PH SNSアカウント】
・Facebookページ:https://www.facebook.com/weirdoughsph/?ref=page_internal
・インスタグラムページ:https://www.instagram.com/weirdoughsph/

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