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【労働組合】従業員代表に立候補しました

年に数回の音楽活動で十分なcbyoshidaです。
演奏会企画や経営に元々興味があったので、本業の会社の労働組合の従業員代表に立候補しました。
コロナなかったら企画運営の継続や、音楽カフェの起業していたはずなんですよ!もうやる気が・・笑

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労働組合というのは、従業員の雇用や賃金を守る仕事・チームです。


従業員代表制度とは?

企業は、従業員側と一定の労使協定を締結するにあたって、従業員の過半数で組織される労働組合(過半数組合)がない場合、従業員の過半数を代表する者(過半数代表)を従業員代表として協定を締結することが労働基準法で定められています。

https://www.hrpro.co.jp/glossary_detail.php?id=116

大規模な会社であれば、労働組合という、学校でいう生徒会みたいな存在があるのですが、少子高齢化が進んでいる弊社では、組合が結成できる体力がないのです。(この辺は細かい事情があります。)

その代わりに、従業員代表制度といって、学校でいうと、クラスの学級委員長のような存在がいます。

元々生徒会とか学級委員って、学校(先生)と生徒を繋ぐパイプラインだったと思います。(ヨシダは小学校と中学校しか学級委員をやったことがないのでそこまで偉いことした記憶はありませんが)

そして、この会社の労働組合(今回は従業員代表制度)は経営層と従業員のパイプラインをするのに立候補した次第です。

立候補した理由


いろいろ理由はありますが、単純に面白そうだからです。
元々組合に加入していて、社長にボコボコにされている話を聞いていて、経営に興味があるヨシダは社長とバトれるのは楽しそうだなと思って立候補しました。
これは原動力になったことで、入社直後に部署間の連携が取れていなくこの会社やばいなと思ったからです。

マニフェスト



選挙ポスターを遊びで作ってみたのですが(こんなの会社には貼れないですね笑)こんな感じで動かしていきたいなと思います。
(そういえばポスターもマニフェストもなしに立候補と投票が始まったんですよ。びっくりしました!しかも自分の票間違えてシュレッダーかけちゃったし。)

こういうのに立候補するに関して、当然一年間の任期の計画は立てています。

1.不信の払拭
旧来の組合の存在意義を構造から見直す
2.信頼の構築
従業員と社長室のパイプラインを構築
社長の考えをインプットする
3.ゴール
従業員一人ひとりがwill-can-mustを持ち
この会社で能力やモチベ発揮できるように構築
それを材料に雇用の継続性や賃金交渉に活用

ヨシダの基本的な考えとして、ポスター上部に書いた通り
今までは、「みんな頑張ってるからお給料上げて!」
ヨシダは「お給料もらってるんだからもっと働け」というスタンスで行きます。
これは見方によっては対立構造を生み、語弊を招く表現なのですが、(過激派をコンセプトにしたデザイン上あえて入れました)

先細りの業界の中で
始業と終業の中で働いていればOKという状況は会社の衰退を招くこと。
時間の中で従業員一人ひとりがwill-can-mustを持ち、この会社で能力やモチベ発揮できるように構築したいと考えています。

will-can-mustのフレームワーク
Will:本人が実現したいこと
Can:生かしたい強みや克服したい課題
Must:業務目標や能力開発につながるミッション

https://www.ashita-team.com/jinji-online/business/11419

この会社に入ってお金を稼いで自己実現を達成するというビジョンは皆同じだと思います。次考えることはいかに多くのお金を稼ぐか(=賃金交渉)です。
そこで組合しかり、従業員代表の仕事なわけです。
私は一石投じたいのは、「果たして皆頑張っているのか?」です。(十分頑張っていると思いますよ)

そこで上記のフレームワークが役立つのですが、弊社は株式会社なので、トップに株主がいて、次に代表取締役社長がいて、従業員がいて、という構図になります。当然意見が強いのもその順番です。
私はまず社長がこの会社をどうしたいのかをヒアリングして、それを実現したい。それのためのパイプラインを構築して、「社長はこう考えているんだけど、それを実現するためには我々には何ができるか?」を考えなければいけない。問題はそれだけでも数多くあって・・。
そんなことをしていると、
2.信頼の構築
従業員と社長室のパイプラインを構築できるように、基盤を作らなければいけないのと、
1.不信の払拭
旧来の組合の存在意義が謎な状態で数年経過していたので、組織改革をするわけです。

現状の従業員に不足しているものって、当事者意識なんですね。
当然経営に興味がない従業員にとっては雇ってもらって定期的な収入があってそれで満足しているかもしれませんが、果たしてそれに未来はあるのか?
それぞれの与えられた役割を会社の期待以上に実現しなければいけないという課題は社長はお持ちだと思います。
それを組合の執行部は言われ続けてきたと思います。(冒頭の社長とバトっているという表現はこの辺の話)
でも執行部は組合員に対して「じゃあどうしていこうか」って話がなかった。
会社と話をした結果がフィードバックされないし、私たちの意見もフィードバックしてくれないし、そんな組織からの脱却を私は目指すわけです。

サブタイトルの「フランス革命の再来」というのは
義務教育の歴史の授業でやった通り、貴族がいろいろやりすぎてそれに救われた部分もあると思うけども、最終的には市民に逆襲を食らったわけです。
最近の話でいうと、日産のゴーン氏のように、瀕死状態の日産を助けた救世主ではあったけども、その後ゴーン氏がやりすぎたから悪行がバレて逮捕されてレバノンに逃亡・・となったわけです。

ヨシダもそんな人間になります。それは一年限定で見ると最初の3ヶ月は戸惑いと批判の連続でしょうが、会社としては良い方向に向かうようになるでしょう。ただ、数年居座ると劇薬も服薬期間が長いと耐性がつくように・・
まあ、うまく行くかはわかんないですけどね。

おわりに


今回は選挙ポスターの特性上大きく3つのセクションに分けて掲載して、それを基に逆順で解説をしました。
ヨシダ以外にベテランが2名立候補しているので、おそらく結果は実績のあるお二人のどちらかでしょう。
ありがたいことに同世代の従業員からは「票入れたよー」と仰ってくれたりありがたい限りです。

もし選ばれなくても、会社に対して入社3年目が問題意識を持って立候補したという意欲を見せて、会社に対して協力的であるという事実は残せます。(そこが本音ではありますが)

やるからにはタイトル通り組織改革を進めていくので、従業員の皆様には今一度仕事に対する問いを考えていただいて、ワンランク上の会社を目指していきたいと考えています。


拙い文章ですがお読み頂きありがとうございます! 私の詳しくは https://t.co/c3ikR7p8Ht インスタ: https://www.instagram.com/cbyoshida/