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2023年下半期・年間ベストコスメまとめ

皆さまこんにちは。CCI Lifestyle Digital CONNECTです。

以前投稿した2023年上半期のベストコスメまとめも好評をいただきましたが、
2023年下半期・年間のベストコスメが出そろったところで、
今回も権威あるアワードとして名高い「美容5メディア」の傾向をまとめさせていただきました!
これを読めばあなたも今年の2023年の美容トレンドについて語れちゃうかも?!


ではまずは各メディアのベストコスメの概要についてご説明いたします!

<ベストコスメとは?>

下半期の期間の定義はメディア毎に異なりますが、
上半期ベストコスメは大体1-6月頃発売のコスメから選出され、6月頃発表、
下半期ベストコスメは大体7月-12月発売の商品で、多くは12月頃の発表となります。
年間のベストコスメも12月頃合わせて発表されることが多いです。
上半期のまとめはコチラ
※詳細は表にまとめております。

毎年12月に発表されるベストコスメは、
下半期に発売された新作のみを対象とした「下半期新作ベストコスメ」か、
発売時期関係なく1年間の総合評価が発表される「年間ベストコスメ」の2種類があります。

「年間ベストコスメ」は@cosme、LIPS、MimiTV
「下半期新作ベストコスメ」は、上記に加えVOCE、美的、MAQUIAで発表されます。

※MAQUIA・VOCEは下半期に加え、上半期と下半期のベストコスメの中からの年間ベストコスメも発表。
※美的は『美的』読者が本当に選んで愛用している名品と、美容賢者が2023年発売の製品から選んだ新名品、ふたつのランキングを参考に年間読者ランキングと年間賢者ランキングを発表。
※その他VOCEではプチプラベスコスも発表あり。



本記事では、主に美容誌の下半期ベストコスメクチコミサイトの年間ベストコスメについて触れていきたいと思いますが、
まずはベストコスメの集計方法についておさらいです。

選出方法は各メディアそれぞれですが、選出方法は大きく2つに分かれます。

・ユーザークチコミ・ユーザー投票型で決定
・美容賢者の投票により決定

クチコミデータを持つメディアはクチコミ・ユーザー投票型
美容誌は主に美容賢者の投票型で選出されていることがわかります。
※読者による投票で別途「読者ベスコス」などを発表されていることもございますが、大々的に発表している各メディアの主たるアワードは上記方法がメインとなります。
(各種ベストコスメ情報ページより抜粋)
 

<総合大賞について>

下半期・年間でそれぞれ最もよかったと太鼓判を押す最上級にあたる賞について、各社「総合大賞」などネーミングも様々ですが、トップの賞があります。

2023年下半期・年間のベストコスメのトップは以下になります。

【年間ベストコスメの総合大賞】 
@cosme総合大賞:オルビス/エッセンスインヘアミルク
LIPS総合大賞:ディオール アディクト リップ マキシマイザー
MimiTV2023バズコスメ大賞:Visee/ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ


【下半期ベストコスメの大賞】
美的
下半期総合ランキング:クレ・ド・ポー ボーテ/セラムラフェルミサンS n
VOCE スキンケア編最優秀賞 :エリクシール トータルVファーミングクリーム
メイク編最優秀賞 SUQQU/ザ ファンデーション
MAQUIA ベスト・オブ・ベスト:エリクシール/トータルV ファーミングクリーム
ベスト・スキンケア大賞:ポーラ/B.AグランラグゼIV
ベスト・メイクアップ大賞:SUQQU/ザ ファンデーション 

@cosmeで総合大賞だったオルビスのエッセンスインヘアミルクは、@cosmeのベスコスの歴史の中でも珍しいヘアケアアイテムでの受賞となったそう。LIPSの総合ランキングや、ヘアミルク部門1位でも本商品はランクイン。昨年からSNSでもバズっていた一品でしたね!

オルビスの美容部員さんもSNSでバズっていたのがきっかけでとても売れた、とおっしゃっていました。
ちなみにLIPSの総合大賞は上半期のベスコスを総なめしていたディオール アディクト リップ マキシマイザーでした。 
VOCE、MAQUIAでトップの賞を受賞していたエリクシール/トータルV ファーミングクリームは、美的では総合3位にランクイン。 

では、カテゴリ賞をみていきましょう! 

<カテゴリ賞について>

カテゴリが多岐にわたるので今回もスキンケア、メイクアップともに1カテゴリずつピックアップしていきます。
まず、今回スキンケアでピックアップしたいのは「美容液」です。

@cosme ベスト美容液
1位 コスメデコルテ/リポソーム アドバンスト リペアセラム
2位 ランコム/ジェニフィック アドバンスト N
3位 エスティ ローダー/アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス
LIPS 美容液部門
1位 コスメデコルテ/リポソーム アドバンスト リペアセラム
2位 魔女工場/ガラクナイアシン2.0エッセンス
3位 Innisfree/レチノール シカ リペア セラム
MimiTV 美容液部門
【〜2,999円の部門】
1位 ちふれ/美白美容液 VC&AR
2位 MISSHA/ミシャ ビタシープラス フレッシュプレス美容液
3位 米肌/肌潤 ポアソリューション 
【3,000円〜の部門】
1位 d プログラム/薬用 濃密美容液
2位 INNISFREE/ビタC グリーンティーエンザイム ブライト セラム
3位 SOFINA iP/ハリ弾力注入美容液

各メディアでかなり異なる結果となりましたが、面白かったのは美容液部門ですね。
LIPSの美容液部門は年間と下半期合わせて6商品中5商品が韓国勢と、韓国ブランドの勢いを感じました。
美容誌系だと韓国ブランドはなかなか入ってこない印象ですが、クチコミメディア系は韓国勢が元気でしたね!

美的では別途韓国コスメのベストコスメも掲載されていました。

続いて、メイクアップのカテゴリのピックアップです。
下半期発売商品のメイクアップではリキッドファンデーション部門が大盛り上がりでした!
リキッドファンデとクリームファンデが一緒になっているメディアもありましたので、
リキッドファンデを含む以下のカテゴリをまとめてピックアップしていきたいと思います!


下半期の新商品のうちこれらのファンデカテゴリで一番目立っていたのは下2品。
各メディアでもこれだけベストコスメを獲得しておりました。

・SHISEIDO/エッセンス スキングロウ ファンデーション
(@cosme下半期新人賞1位、LIPS新作リキッドファンデ部門1位、MimiTVリキッド・クリームファンデーション部門1位、
美的下半期賢者 リキッドファンデーションランキング2位、VOCEリキッドクリームファンデーション部門2位、MAQUIAリキッドファンデーション部門1位)
 
・SUQQU(スック)/ザ ファンデーション
(LIPS新作 ジェル・クリームファンデ部門2位、美的下半期賢者 クリームファンデーションランキング1位、VOCEリキッドクリームファンデーション部門1位、MAQUIAベストメイクアップ大賞)

年間で発表している@cosmeやLIPSでは
クリームファンデでクレ・ド・ポー ボーテ/ル・フォンドゥタンnなど3万円以上と単価の高いご褒美コスメもベスコス入りしてきているので、美容関心層のメイクアップにかける単価感も上がってきているのではないかと思いました。

<下半期・年間のベストコスメのトレンドKW>


各社が出しているトレンドキーワードをピックアップしてみました!

MAQUIA:
スキンケア総活より
・「絶対こすらない」から「適度な刺激」を見直す時代へ
下半期はマッサージを推奨するコスメが増えました。
・炎症老化、細胞老化に着目
・幸せホルモン
ハッピーオーラのある人はなぜか肌がキレイ。その謎が科学で解明され、「ごきげんな肌」をつくるコスメが話題に。

(MAQUIA1月号P70より抜粋)

美的:
「抗炎症化エイジングケア」
(ロート製薬/ブルーミオディープブーストセラム、SK-Ⅱスキンパワーアドバンスドクリーム、エスティローダーアドバンスドナイトリペアRソリューション)
「炭酸コスメの進化」
「立毛筋(毛穴を開いたり閉めたりする筋肉)」
(クレ・ド・ポー ボーテ / セラムラフェルミサンS n、エリクシール/トータルVファーミングクリーム)
「乳液の高機能化」
(dr365 /V.Cドリップステムエマルジョン、ドクターケイ/薬用Cリンクルホワイトミルク[医薬部外品]、ロート製薬/オバジXフレームリフトエマルジョンXフレームリフトローション、オルビス/オルビスユー ドット エッセンスローション[医薬部外品])

(美的1月号P104より抜粋)

VOCE:
スキンケア編
・毛穴、たるみ、シワ。全部、毎日のハリケアでカバーできる!
(エスト/セラムワンアドバンスド、エリクシール/トータルVファーミングクリーム、SK-Ⅱスキンパワーアドバンスドクリーム)
・底知れぬ能力に感服!ホルモンアプローチで美肌に
(SHISEIDO/アルティミューンTM パワライジングコンセントレートⅢn、コスメデコルテ/AQ アブソリュートエマルジョンマイクロラディアンス)
ベースメイク編
・「諭吉ファンデ」の次は「諭吉パウダー」
(ランコム/アブソリュエッセンスインパウダー、SUQQU/ザルースパウダー)
・リキッドファンデーション部門が大混戦!
(SHISEIDO/エッセンススキングロウファンデ―ション、アディクション/ザファンデーションリフトグロウ、RMK/ラスティングジェルクリーミィファンデーション)

(VOCE1月号P118より抜粋)

LIPS流行語大賞2023
・全べ
・バブみ
・中顔面短縮メイク
・万能ピーチ
・痛いコスメ
・〇〇洗顔
・成分買いシャントリ
・ヘアケア投資
・全方向ピュア盛れ
・落とすケア

というワードが選出されておりました。

少女っぽい可愛らしい印象のメイク
「甜妹(テンメイ)メイク」
「水蜜桃(スイミツトウ)メイク」
も2023年度流行のメイクということでした。

https://note.com/lips_labo/n/n71ef81311f3a【LIPS labo】キーワードから見る2023年の振り返りと2024年美容業界で注目のトピック【2023年12月3号】|LIPS labo (030note.com)
【LIPS labo】『BEAUTY流行語大賞2023』を12月4日(月)に発表【2023年12月2号】|LIPS labo (note.com)

VOCEでもVOCEユーザーが選んだ下半期の流行語大賞が発表されておりました。

1位 レチノール+ビタミンC(レチビタのタッグ使い)
2位 美容液ファンデーション
3位 ツヤ、カムバ!
4位 みな実の粘膜リップ
5位 炭酸コスメブーム再来

VOCE 1月号本誌196ージより抜粋

@cosmeのトレンドピックアップ
・アフターコロナだからこそ?「睡眠系」コンセプトへの支持
・成分買い継続
・刺激系コスメ
・ファンデーションは負担感のなさがキーに
・余白埋め

(ありとあらゆるアイテムとテクニックで余白を埋める)

オルビス「エッセンスインヘアミルク」昨年の掘り起こしバズから総合大賞へ!ベスコス24年の歴史の中でも非常に珍しいヘアケアアイテムが受賞|@cosmeベストコスメレポート2023

<LDCがピックアップした今年のトレンドキーワード>


・抗炎症化
ベスコス総評でも多数でてきた「抗炎症化」。エイジングケアに欠かせないキーワードとなったのではないでしょうか?
・幸せホルモン
各美容誌でも頻出ワードでした。幸せホルモンが肌を綺麗にすると科学的に証明され、幸せホルモンを高めるアイテムに注目が集まりました。
・粘膜系カラー
ピーチコーラルなどのカラーがトレンドに。
・ヘアケア
スキンケアからヘアケアにまで成分買いが進んだりと、ヘアケアアイテムの注目度がとても高かった年になったと思います。
・下重心メイク
「涙袋」メイカーをはじめ、メイクのトレンドは童顔を作る下重心に。
・刺激系
炭酸、マッサージ推奨のアイテム、美容鍼・美容医療的アイテムの台頭など、刺激のあるアイテムが好まれた年に。

上記6つのキーワードが2023年下半期と年間のトレンドなのではないでしょうか。

今回記事では、各メディアからトレンドキーワードや一部の賞のみをピックアップしたのでよろしければ各メディアのサイト、本誌は書店・ECで購入して詳細もチェックしてみてくださいね。
 
後編の記事では2024年上半期のトレンド予測についてもピックアップしていきたいと思います!

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