雷雨の予報はあるものの、降るかどうかは本当気まぐれで、毎朝水やりから始まる今日この頃です。NYも日に日に夏らしくなっております。

ノイバラのお茶会もしましたし、夏至のディナーも作りましたが、とにかく目の前のことをこなすことで精一杯で、全然編集が追いついていない上（Twitterのみどうにかオンタイム）、noteを開くこともご無沙汰、、、、。

それでも過去記事にスキを押してくださる皆さんに感謝です。
ありがとうございます。

今日は頑張って、まずはエディブルフラワーをスイーツに使うことに、喜びを感じまくっていた春から初夏のあれこれをまとめてみたいと思います。

まずはイチゴの花。うちは毎年、自力で増えていくイチゴたちのおかげでどっさりジャム作りもできる実を楽しませてもらっていますが、もはや彼らは小さめ酸っぱめが標準装備の「ワイルドストロベリー」。

さらに、柵を超えてあちこちに勝手にお引越しが始まっているので、そんな株を中心に、今回は花を食べてみることにしました。そのままにしておけば実になるものを食べるのは少々気が引けますが、どっちにしても食べるわけですから、だったら花も楽しんでみようかと。

と言うことで、レアチーズケーキにのせてみました。・・・豆腐ではありません。花に気持ちが偏りすぎて、気がつけば（ピスタチオは散らしたものの）随分と白い仕上がりになっていました。

しかしイチゴの花！なんと言いましょうか、、、花というより、イチゴの香りのする「葉」と言う感じでした。固めで青くて、でもなんだかくせになりそうな、、、決して美味しい！と言うものではありませんが、地味にいい味で、大きさもあって可愛く、スイーツの飾りには向いていると思います。

続いて、そんなイチゴとヴィオラを合わせてのケーキは長男のBD用。10日に1度ほどの買い出しが続いていた頃で、なかなか思うものが用意できなかったのですが、せめてケーキだけはゴージャスなものにしようと頑張りました。

大好きなネイキッドケーキ、フルーツと花たちをたっぷり添えて、素朴な雰囲気も残しつつ、出来るだけ春らしく華やかなものを目指しました。気温が高くてちょっとクリームが緩くなりましたが、まずまずではないでしょうか。

ちなみBDランチは、長男のリクエストでミラノ風カツレツを。「朝からガンガンうるさい！」と主人に言われながらも、次男と二人で叩きに叩いた代物です（笑）。クミンと粒マスタードをきかせたキャラットラベと合わせました。

と脱線しましたが、上の写真、背景のぼんやり白い塊たちがイチゴの花たちです！花を見ながら花を食べるのもなかなか素敵なものです。

次に焼いたのお茶会用のシャルロットケーキ。絞り出しとか、アイシングとか、実はとても苦手です。だけど、ビスキュイのために頑張りましたよ。それなのに、焼きあがった後、あっちこっちへ出かける用事が重なり、冷蔵庫に放り込むこと数日。ようやく日の目を浴びたティーケーキです。

庭での写真はまた、ガーデンの記事の時に上げますので、今日は部屋での写真を。中はイチゴムース。飾りはイチゴの花と実（こっちは市販品）。イチゴ三昧でまさに初夏。リボンは悩みましたが、素朴な感じが良くてこの色にしました。

今回のケーキ（リボンも含め）、私の中でのイメージはモスリンのドレスを着たマリー・アントワネット。ゴージャスなドレスではなくて、あの白くふわふわした村娘風です。プチ・トレアノン、大好きなんですが、いつか「王妃の村」にも行ってみたいなあ。そんな妄想も膨らむ午後でした。

そうそう、ムースの真ん中にもビスキュイを敷き込みましたから、しっかりとしたものになっています。食べやすいし、扱いやすのでオススメです。断面も綺麗で嬉しくなってしまいます（写真が暗いのが残念ですが）。

と、気温が30度以前には私も張り切っていましたが、暑くなるにつれ、どうも体が重くなり、、、。そうなんです、やっぱりそういう時は、高温のオーブンも避けがちになりますよね。でも、それでいて「スイーツ作りたい病」もくすぶるわけで、なかなか厳しい毎日です。

そんな中で、思い切ってバスク風チーズケーキを焼いてみれば、焦げがいいとはいうものの焦がし過ぎたり、生チョコケーキを冷やしてみたら固くなりすぎたり、ええ、すべて暑さのせいにしよかと思う迷走もありました。

それでもめげずにスイーツ作り。せっかくですから、エディブルフラワーではありませんが、そんな2点もおまけで。ラズベリーは庭のもの。イチゴに続き、野鳥たちのとの争奪戦です！

エディブルフラワー＆スイーツのお話はこんなところで。綺麗に咲きそろったバラたちの報告や、1年ぶりに始まったドールハウス作り、夏至のメニューなどなど、その他の記事もおいおいまとめていきたいと思います。

さあ、週末には独立記念日です。続いて次男のBDに長男の卒業パーティーと目白押しですが、暑さに負けず、素敵なメニューを考えなければ！