ドールハウス製作日記5 私にとってのシャビーシックとはなにか、その行き先

画像1 ドールハウス作りと並行しながら、内装についてあれこれ考えています。テーマはシャビーシックですから、ベースはグレーと白。ただ古い感じにしたいわけではないし、といって素朴さが際立ってしまうのも違う。理想を言えば、退廃的でありながらも洗練されている感じ、でしょうか。硬質な色気と言うか。現実がどこまで追いつくかは別として、それが私の目標。リアルさの追求とは対極の、夢の楽園的な形ですから、色だって好きなものを好きな場所に塗っていくつもりです。せっかく自分の部屋に飾るのですからね、そんな贅沢を詰め込みたい。
画像2 さて、今日はオルガンを組み立てました。10年前に買ったもの。アメリカの老舗ミニチュアメーカーと言えばクリスボン。お手軽な値段でありとあらゆるものが揃います。プラスチック製ではありますが、塗装も可能ですからかなりアレンジがききます。さらにキットなので、その分お値段も安くなりし、プロの方のように1から作ることはできなくても、十分に作った感が楽しめて一石二鳥です。もともとはこんな木肌チックな雰囲気。そのためでしょうか、ちょっと塗装で汚しをかけながらオールドタイプのウッドオルガンにする方が多いように思います。
画像3 実は取説をなくしてしまいまして。しかしネット社会万歳です。ありがとうYou tube 。助かった。実際に見るのってやっぱりいいですね、よくわかる。そんなわけで、きゃ〜接着剤が!あぁ〜指がぁ〜!とか叫びながらも、無事完成へとたどり着きました。画面の向こうの先生は、表面を黄&赤&茶&ゴールドで仕上げていましたが、私は迷うことなくグレーと白で。最後に削るのも忘れてはいけません!そんなオルガンある?見たことない!なんて言われてもへっちゃらです。だって、「見たことない」ではなくて「見てみたい」わけですからね。
画像4 こんなものでしょうか、まだまだいけるような気もしますが、そればかりを見ているとやりすぎますからね。一度離れることにします。他のものや壁紙を入れてから、必要なら手を加えていく、それがいいように思います。ちらりと写っていますが、キッチンテーブルもいい感じに仕上がっています。とは言え、まずは最初の白でしたから、かなり試行錯誤があって、ちょっと実験的に扱ってしまいました。でもおかげで、オルガンはスムースに進みました。よかった。次は1階煖炉ユニットにかかろうと思います。シャビーシック修行はまだまだ続きます。

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