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【詩】あなたが守りたかったもの

いにしえのアイアンワーク。
壁に並べてそっと息を吐き出す。
鳥籠が好きなのはなぜだろう。

囚われたいわけじゃない。
閉じ込めたいわけじゃない。
ああ、そうか、それはきっと切なさ。

この籠はこじれた想いが作り出す愛の裏返し。
苦しんだ心が求め続ける憧れの形。

守りたい一心が永遠の檻を組み上げた。
世にも美しい鉄線は絶望を抱き続ける。

それでも互いに愛を求めた。
温もりを欲した。
心はきっと叫び続けた。

そうじゃない、そうじゃない、
ああ、ただあなたが好きなんだ。

この籠はそんな想いを閉じ込めている。
その切なさが、たまらなく響いてくるんだ。

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