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令和5年度パ・リーグ順位予想【Bクラス篇】

 昨日はパ・リーグのAクラスを予想したが、今回は順位予想の最終回としてBクラスを予想することとする。

4位:オリックス

 連覇のオリックスはBクラスの4位と予想した。理由はセ・リーグのヤクルト同様に連覇疲れが予想されるからだ。山本由伸は2年連続で沢村賞を手にしたが、ペナントレースだけでなく一昨年はオリンピック、そして今春にWBCへと出場することとなっているため疲労は計り知れないものがあるだろう。

 そして攻撃陣では吉田正尚が抜けてしまった。FAで森友哉を、そして新外国人を補強したものの、やはりこの選手のおかげで勝った試合が何試合もあるので核なき打線は少し見劣りすることとなるだろう。思い切って、若い来田涼斗や太田椋を一軍で育てるシーズンとしてもいいのかもしれない。

5位予想:ロッテ

 この球団はパの中日と言っていいだろうか。目先のAクラスよりも数年後の黄金期を目指すというチーム造りがひしひしと伝わってくるのだが、そろそろ若手投手陣を1人前として起用してもいいのではないか。

 その目玉が佐々木朗希だ。彼は誰もが認める不世出の逸材ではあるものの、過保護ともとれるような使い方をしているのだ。故障に気を配って起用することはもちろん大切ではあるものの、果たしてそれが中4日でローテーションを編成するMLBを夢とする彼にとってプラスとなるのだろうか。これについては近日投稿するつもりだが、一軍として戦力になる選手は積極的に登用すべきだ。それができるのならば、ロッテをAクラスと予想するのだが可能性は低いので今回はBクラスの5位と予想した。

6位:西武

 1昨季、ウン十年ぶりの最下位を経験した西武だが、今季も苦しい戦いが予想される。山賊打線を支えた選手たちはベテランとなり、若手も惜しい選手は沢山いるものの故障が相次いでいる。ただ、その中で実りのある1年として欲しい。

 恐らく、松井稼頭央新監督の1年目は自分の野球を確立する事が第1の目標であるはずだ。一発攻勢の山賊打線から足と小技を絡めたスタイリッシュな野球へ。難しいことではあるが、ロッテ同様に数年後の黄金期を確立して欲しいものだ。そのためにはまず、栗山巧、中村剛也、山川穂高に変わる看板選手と若い正捕手の養成が求められるだろう。

最後に

 今回断腸の思いで予想した3球団だが、戦力に差はほとんどないはずだ。今季の戦いぶりが楽しみだ。 

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