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セ・リーグユニフォームランキング【Aクラス篇】

 横浜の新ユニフォームが発表され、セ・リーグの今期新戦闘服が出揃った。阪神のビジター・ユニフォームのマイナーチェンジを含めると、セ・リーグはなんとヤクルト以外全ての球団がユニフォームを変えたということになる。今回は、そんな衣替えをしたセ・リーグのユニフォームにホーム・ビジターそれぞれ200点の点数をつけ、独断と偏見で順位をつけていこうと言う企画だ。

1位:巨人

球界とスポーツブランドの盟主が共演
ホーム:100点
ビジター:100点
合計200点/200点

 個人的な嗜好の話ではあるが、巨人を満点とした。基本的なデザインを変えず、伝統を守り続けているオレンジのユニフォームは今季で70年目。その節目の年に当時の水原茂監督がニューヨーク・ジャイアンツのユニフォームを巨人軍風にアレンジした昭和28年シーズンのユニフォームに限りなく近いデザインを採り入れたこととなる。まさに究極の原点回帰だが、その中で花文字の「GIANTS」がスタイリッシュになり、背ネームは昭和50年以来入っていたものを廃止するなど進化を遂げる形となった。

 詳しい感想は下記のリンクから飛んでいただければ結構だが、やはり普段着として使われているスポーツブランドの盟主とも言えるニューエラ社とナイキ制のユニフォームというのがいい。若年層のファンも食いつくだろう。

2位:中日

全部のせユニフォーム
ホーム:90点
ビジター:80点
合計170点/200点

 こちらも新ユニフォームということで、発表した次の日に投稿をした。今回のユニフォームランキングでは野球のほうではBクラスが続いている球団ではあるが2位とさせて頂いた。デザインは星野仙一、高木守道、山田久志監督時代のユニフォームに落合博満監督時代の帽子を合わせたような形だろうか。立浪和義監督の現役時代を思い起こすような、ドジャース風味のあるユニフォームだ。

 今回の変更でいわゆるドラゴンズ・ブルーの色味が変わったのだが、これは原点回帰と言うべきだろうか。昭和62年から平成23年まで使用された色に近い、球団旗と同じビビットなロイヤルブルーに見える。胸番号は赤となり、中日新聞社の社章と同じ色となった。この社章には「冷静の青」と「情熱の赤」という意味があり、与田剛前監督が育てた冷静なナインに立浪監督の情熱が注入されている現状を表しているようで好きなデザインだ。

 両ユニフォームの10点の減点は帽子の白ライン、ビジター・ユニフォームの更に10点の減点は胸番号だ。青地に赤なので、少々見づらいので、白の縁どりを施した方が良かっただろう。こちらも詳しくは下記のリンクをご覧頂けると幸いだ。

3位:阪神

「阪神パドレス」脱却
ホーム:80点
ビジター:80点
合計160/200点

 球界初の「2箇所広告」が話題となっている阪神だが、このnoteでも数度か書いたと思うが広告はいわば球団の「生命維持装置」なので、外野の人間がつべこべ言うことではない。今回は純粋にユニフォームのデザインについて書いていくこととしている。

 今季、阪神がマイナーチェンジしたのはビジター・ユニフォームだ。昨季はサンディエゴ・パドレスの帽子に黄色のラインを入れたような物をビジター帽子として使っていたが、岡田彰布監督の意向で今季は帽子を統一するとのことだ。前回阪神の指揮を執った際もユニフォームに黄色を入れ、オリックス監督時には彼の意向かは分からないが、球界再編時からごちゃごちゃとしていたユニフォームを現行版にも繋がるシンプルなものへと変更された。いわば球界のオシャレ番長が復帰したことにより、パ軍のパクリだと言われていたものを伝統を感じるものへと変更したので好印象だ。やはり、阪神のユニフォームは90年近い伝統をひしひしと感じられるものがいい。

 ただ、両ユニフォームの減点20点分はストッキングだ。これは完全に個人的な趣向ではあるものの、ここ数年流行っている柄入りのものにするだけでかなり映えるデザインになるはずだ。看板選手の佐藤輝明がストッキングを剥き出しにする着こなし方をするだけに、黄色いラインを入れるだけでかなりオシャレになるだろう。下記のリンクのサムネールにて故・村山実氏が着用しているユニフォームのようにだ。まだ春季キャンプを見る前なので何も分からないが、もしも、これが今季改良されたとなれば満点超で堂々の王者に鎮座することだろう。

最後に

 Bクラス以降は下記のリンクから。

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