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長岡花火の魅力を伝えたい。


1.長岡まつりとは

毎年8月1日〜3日に新潟県長岡市で行われる長岡まつり。その起源は、今から70年以上も前に遡ります。
1945年8月1日長岡空襲。1時間40分にもおよぶ空襲で1,488人もの尊い命が失われました。そして、その翌年、1946年8月1日、復興への力強い意欲と願いを込めて、『長岡復興祭』が行われました。これが、現在の長岡まつりの起源とされています。さらに、その翌年1947年には、戦争により中止になっていた花火大会が復活。その後は、8月1日が慰霊を復興への願いを込めた『平和祭』を行う日、8月2日と3日が『花火大会』の日とされ、今もなお、毎年同じ日に開催されています。
また、8月2日と3日に行われる花火大会は、日本三大花火の1つとされ、毎年全国から多くの人が足を運んでいます。

2.長岡まつり大花火大会に行ってきました!

2023年8月2日、長岡まつり大花火大会に行ってきました!
お客さんとして行くのは今回が初めてだったのですが、実は学生時代、ボランティアで長岡まつりのスタッフとして2回お仕事をしていたので、長岡まつりに来るのは3回目!学生時代に長岡花火の魅力を知って、他の花火大会では満足できなくなってしまったので、今年は休みをとって、長岡まで行ってきました。
全部紹介したいところですが、ここでは私のお気に入りの花火をいくつか紹介したいと思います。

お気に入り①<天地人花火>

越後上杉家の戦国武将直江兼続をモデルにした大河ドラマ『天地人』が2009年にNHKで放送されるのを記念して打ち上げが始まった天地人花火。オープニングテーマ曲に合わせて打ち上げられる花火は迫力満点!大好きな花火の1つです!

お気に入り②<故郷はひとつ>

音楽家・宇崎竜童さんと作詞家・阿木燿子さんが手掛けた長岡人のイメージソング「故郷はひとつ」に合わせて打ち上がる花火。色とりどりの花火は見ていてとても楽しいです。

お気に入り③<復興祈願花火フェニックス>

長岡花火といえばフェニックス!このフェニックス花火を見るために、長岡に来る人もいるほど!平原綾香さんのJupiterに合わせて打ち上がる大迫力の花火です。
こちらは、2004年に起きた新潟県中越大震災の被害から1日も早い復興を祈願して打ち上げが始まった花火。毎年、市民や長岡まつりに来た人からの募金によって打ち上げられています。
私は、学生時代、ボランティアスタッフとして、募金箱を持って声をかける活動をしていたため、より一層重みを感じます。去年集めたお金がこうして今年の花火になっている……。つまり、去年の感動が今年の感動を生み、今年の感動が来年の感動を生む。花火の迫力はもちろんなのですが、そういうことを考えながら見ると、よりこの花火の重さを感じることができ、涙が出てくるのです。
この花火の特徴は、なんといっても幅2kmにもわたる圧倒的スケール感!河川敷で見るとスマホのカメラには収まりきらず、夜空全体に広がり、その迫力に胸を打たれます。特に、曲のクライマックスに連続で打ち上がる花火の迫力は日本一!全人類、死ぬまでに1度は見るべき景色。私は本気でそう思っています。映像で見てももちろん綺麗ですが、現地でしか感じられないあの迫力をみんなに知ってもらいたい!まだ見たことない方は是非、見に行ってみてください!

【番外編】10月開催『長岡米百俵フェス』について

ここまで長岡まつりの花火について紹介してきましたが、行ってみたい!と思ってくださった方に朗報です!来年まで待たなくても長岡花火を見ることができます!それが、毎年10月に開催される音楽フェス『長岡米百俵フェス』です!今年は10月7日(金)〜9日(日)の3日間で行われます。
このイベントでは、様々なアーティストのライブだけでなく、新米を使ったおにぎりや、国内2位の酒蔵数を誇る日本酒や味噌、醤油といった醸造食品、市民が愛する「長岡でしか食べられない」B級グルメやソウルフードなども楽しむことができます!そして、3日間それぞれのラストには花火も打ち上がり、先ほど紹介した復興祈願花火フェニックスを見ることもできます!
今年は倖田來未さんやきゃりーぱみゅぱみゅさん、スキマスイッチさんなど豪華アーティストが参加予定!気になった方は是非行ってみてください!


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