広末涼子の不倫報道が長引いているかと思ったら、りゅうちぇるが自殺してしまうなど、目まぐるしく報道は動いており、共通しているのは「他人の家庭に世間が土足で踏み込む」ということが起きています。
恐らく、りゅうちぇると親しかった芸能人は「誹謗中傷許されへんわ」と言っているでしょう。
「芸能人は自分の生活を売りモンにしてるんだから正当な批判だ」なんてコメントを見かけていますが、やはり「ただ個人の家庭に口出ししてるだけ」にしか見えないんですよね。

その一方で、芸能ニュースはよく追う割に、政治の話をすると「政治のことなんてわからない」とは言われたりもします。
私の母など、私から見ると芸能通だったのですが、政治はからっきしなんです。逆に私は政治に関心があっても芸能に関心がないのですが。

しかしまぁ、りゅうちぇるにしろ、広末にしろ、彼らに寄せる世間のバッシング、その１０％でも行政に向かってたら、もう少し日本はマシになってたでしょうよと思いますね。

🏡他人の家庭のことに責任は持てない

りゅうちぇるに寄せられたバッシングには「育児放棄だ」とかなんとか、正義感を巻き散らすのは威勢の良いことですが、そこまで他人の家庭に突っ込んでいくなら私の実父を探し出して欲しいものです。

それこそ私の実父など私が１歳になる前に私の前からはいなくなっておりました。
ちなみに私の家庭はかなり特殊でして、通常、離婚裁判で親権を獲得しやすいのは母親なのですが、正規に母と実父が裁判で争った場合、母が私の親権を取れる確率は０％でした。
はい、本来なら私の親権を母が取れる確率は１％として無かったのです、
ところが実父は裁判に顔を出さなかったため、母の不戦勝となりました。

これが私と実父の関係の一部です。
ちなみに私の実父はフィリピン人と再婚したことまではわかっており、その女性との間にも子供がいるため、私には種違いと腹違い、両方の兄弟がいます。

りゅうちぇるの家庭事情にやたらと正義感を発揮できるなら、私の実父を京都に連れてきて欲しいものです。
ホント、会ったらいっぺ殴っておきたいですから。
私が一度も顔を見た記憶の無い実父との関係性に、３０歳を過ぎてから悩まされることは多くなりましたし、それが埼玉で生まれ育った私の京都移住と大きく関係しています（なお実父は台東区出身で千葉に移住したらしいというところで足取りが止まってます）

でも無理でしょう？
そう、貴方に私の家庭事情の責任を取ることはできないし、私も貴方の家庭事情に責任なんて持てません。
同様に、りゅうちぇるの家庭事情に責任を持てませんし、彼の家庭事情に責任を持てるのは彼の家族だけなのです。
つまり、いくら芸能人だろうが他者の家庭に関与するだけ無駄なのです。

🏺しかし政治への関心は低い…

芸能人の不倫や家庭事情に対する関心は高い割に、どうも政治に対する関心は薄いんですよね・・・。
私からして言えば、政治のことは国民である日本人が責任を持てるものであり、本来ならそちらに関心を持った方が、今ごろジョーカーだの山上徹也だのは防げてたかも知れません。

まぁ時折、ネット政治アカウントで「マスコミが不倫報道やるのは国会からの目逸らしだ」なんて言う人おるんですけど、別にマスコミは国会（政治）からの目逸らしで不倫報道やってるわけではないです。
その方が売れるからやってるだけ。

それがねぇ、正直わからんのですよ。
他人の家庭と違って政治のことは自分の生活にも関わることなのに「政治はわからない」と言って関わろうとしない。
私からすれば「広末不倫報道の方が政治よりわけわからんし、りゅうちぇる家の御事情なんか知っても何もできんし」とは思うのですけどね。
ま、今回の記事に関しては答えがないですよ、ホント。

今年も祇園祭の時期となりました。
祇園祭に行くとホント、京都に移る経緯を昨日のことのように思い出せますよ。
２０１６年に津崎尚道や桜井誠のような人間に関わって以来、まぁあの時期は自分も彼らに関わるほど自分が腐っていくのを、よくよく自覚しておりました。

りゅうちぇるが何したかよくしりませんが、彼などより遥かに多くの人間の人生を津崎尚道や桜井誠は壊してきたと思いますよ。なんならここに百田尚樹も付け加えたい。柳美里へのイチャモンとか酷かったですから。
彼らの差別的な言動はそれこそ「自分が生きていていい」という感情（キモチ）を殺してきたのです。
津崎は孤独死しましたが、それこそ死んだ程度で許されるものではない。

京都市は１９７８年から〖世界文化自由都市宣言〗を行っている、ダイバーシティの先進都市です。
祇園祭には外国人の青年も協力している人が多く、早くから時間をかけて多文化共生をやっているからこそ、祇園祭のボランティアには外国人も多くいたりするわけですね。
そんな京都なので、ワケありさんも多く移ってきます。
まぁ芸能人の家庭事情やセックス事情と比べると、政治闘争なんてアングラの住人がやることなんでしょうね。

でも芸能人と言えど、他人の家庭事情に首を突っ込まない方が良いですよ。
あんまり過激な発言してると、貴方もアングラの住民になってしまいます。
少なくとも、りゅうちぇる事件については、結局彼らの家庭を壊しただけなのです。
それこそやってることは、桜井誠や百田尚樹と変わらないってことです。