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連帯保証人という発想はもうヤクザと変わらんと思う件

現職で色々と限界を感じるものがあり、身体愁訴も相まって転職を考えることになった大橋です。
実は同じ職場で鬱病退職者が出てしまったりしたのですが、まぁ能力面の限界や(百歩譲って)昇進した場合のサービス残業の多さに感じる違和感もあって、結局転職に踏み切ったということになります。

でまぁ、無事京都の会社で内定を貰う運びとなりまして、当初の予定からかな~り早く、京都勤務を実現することとなります。
鬱病退職の場合、最大300日間の失業保険を貰える可能性はあるとは助言を貰ったのですが、仮に鬱病になっちゃったりすると、それを考慮しても金銭的には余裕は無い状態になりますから、身体愁訴を訴えた時点で対策練った方が良いです。

私の場合、仮に休職したとしても、復帰は同じ部署(同じ環境)になりますから、まぁ転職する以外に選択肢無かったと思います。
その上で次は引っ越しを考慮する必要が出てくる感じです。
さて、次の入居先を探して申し込んだのですが、やはりここで大きな問題が出てきます。
それが連帯保証人です。

🏢保証会社使うのに連帯保証人取るの?

最近の賃貸物件は保証会社を使うのがデフォとなってきています。
2年間保証で最初に賃料の半分くらい払って、そこから毎年1~2万円程度払っていくのですが、ただそれにしてもですね・・・。
「保証会社使うのに連帯保証人も取るの?」って話なんです。
もうね、ここからして可笑しい気がする。

🔴印鑑証明書と実印も用意しないといけない事務手続き

仮に連帯保証人を引き受けてもらったとしても、今度は連帯保証人の実印と印鑑証明が必要になるなんてことが起きたりします。
これ、いきなり言われて用意できる人がいないんですね。
用意するためには役所行ってもらわないといけませんし、唐突に言われて用意できるものではないですね。

「なんとしても引っ越さないといけない時」は準備して貰わないといけないことになりますが、無理に引っ越さなくても良い時は、これで審査止まる場合、そのまま申し込みキャンセルです。

🏡家住むのに人質出さなきゃいけない社会おかしいんじゃない?

以前の就職時身元保証人でも言いましたが、日本社会、就職するにも家借りるのにも入院するにも人質を求めすぎなんですよね。

憲法上で保障されている筈の職業選択の自由も、身元保証人を求められることによって実質的に職業選択が制限されます。
賃貸では連保が求められることで住める場所を制限されるんですね。
こう考えるとですね、ちょっとこう、あまりにも人質を出すことが求められすぎなんじゃないかって思います。

みんな何となく受け入れている数多もの「〇〇保証人」と言う奴ですが、日本の社会で至る所で求められるのって常に「人的担保ひとじちひとじちなんですね。
その発想ってヤクザと何ら変わりなくて、何かする度に人質を供出しないといけない社会って、やっぱ病みますね。
この考え方がおかしいと言われてしまうと、もうこう言うしかないです。

出展:忍者と極道より

まぁこの発言をしている人もヤクザなんですが、一見豊かに見える筈の日本も、いざ経済発展が減速してくると、様々な綻びが出てきたんじゃないかと思うところです。

これって本当に政治システムの問題やと思うし、個人的には消費税増税云々以上に着手しないといけないと思ってます。
まぁ私は今回の転居については、必ずしも引っ越さないといけないというわけではない(引っ越さないという選択が残っている)ので、連帯保証人の実印がないことで審査通らないなら引っ越さないですが、家賃100か月分の預貯金等があって支払い能力が十分にあるのに、人的担保を供出できないために審査落ちるとか意味わからんですね。

少なくともお金に関しては実家の面々より私がいっぱい持ってるにも関わらず、物的担保は認められず、人的担保しか認められないって言うのは、やっぱ社会システムとしておかしいし、それは政治の力で変えなきゃアカンと思いますよ。

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