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〚就労論〛営業職って別にフルタイムじゃなくても良くないか?

これまでの経験から見ても「事務なのにPCを使えない」と言った手合いは少なからず見ます。
大手企業ならもう事務作業は外注しているケースが多いと思うのですが、中小企業は未だ自社で賄っていることが殆どです。

事務職は景気の如何を問わず絶大な人気を誇る職種であり、パートタイムが多く、働き方に融通が利きやすいことも人気を集める要素となっています。
ところが「時間に融通が利きやすい」と言う点で共通性のあるコールセンターの仕事は人気がありません。
突き詰めると「事務職の人気の理由は楽そうに見えるから」というのが人気の理由です。
なので最低時給で募集しても応募は殺到するでしょう。

一方で、営業職なんかは十中八九でフルタイムのみですが、何せ営業職は人手不足の筆頭の職種です。
時として思うのが「営業職ってフルタイムやないのアカンのかいな?」ということです。
遠方への出張はパートタイムでは無理かと思いますが、自社から片道40分以内で行ける範囲については、必ずしもフルタイムじゃないとアカンということは無いんじゃないかなと思ったりもします。

🛸パートが営業しても良いんじゃない?

営業職って人手不足も人手不足な職種ですが、ほぼどの求人を見てもフルタイムなのは、恐らく「常識的にフルタイムだから」って言うのが大きいと思うんですよね。

企業ごとに営業職に求めるものは違いはあると思いますが、とは言えどの企業も営業職に求めるものは「売上を取ってくること」だと思います。
売上を稼ぐ方程式が単純に時間+顧客訪問数になれば良いのですが、必ずしもそうではありません。
単純に時間を掛ければ成果を出しやすい、と言う性質でもないので、必ずしもフルタイムじゃないとアカンっちゅうことは無いと思います。

パートタイマーは女性が多いと思いますが、営業職は女性の方が成果を出しやすいという面もあります。
基本的に(広義の意味で)接客業は男性より女性の方が有利です。
まだまだ企業で決裁権を持ってる人は男性が多く、基本的に男性は女性の前ではエエ恰好をしていたいので、その分「契約に至るまでの入り口」が広くなります。

勿論フルタイムでないとできない仕事があるのも承知ですが、昨今主流になってきたインサイドセールスはパートタイマーでも可能な領域ですし、フィールドセールスでも会社から片道1時間を切る範囲なら、対応可能なんじゃないかなと思いますね。
一契約当たりの金額が大きいとまたパートタイマーには大変かなと言う面はあるのですが(システム開発や建設は1契約当たりの金額が大きい)1契約当たりの単価が高くないものは契約に至るプロセスも短いので、パートタイマーも活用して人手不足解消に繋げるのは、アリなんじゃないかなと思う次第です。


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