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そら令和の時代にナンパなんてしてたら弱者男性扱いされても文句言えんわ

パワーワードというのは意味が解釈されぬまま、言葉だけ一人歩きしてしまうことが珍しくありません。
〚月収37万円の弱者男性〛
なかなかのパワーワードなようで、このツイートが発信者の口から離れて独り歩きして波紋を呼んでおりました。

「月収37万円の弱者男性はなかなかのパワーワード」

このツイートをした人は当の女性がその発言をするに至った経緯を知った上でこのツイートをしているのですが、問題は閲覧した男性陣がその経緯を知らずにツイートしていることなんですね。
ちなみに、このツイートは滝沢ガレソが取り上げられたらしく、本人の思った以上に伸びてしまったようです。

なんかバズる元となったらしい滝沢ガレソのツイート

こういうことをするから滝沢ガレソは有害アカウントと認識してミュートしているんですが、かくして「月収37万円の弱者男性」だけが独り歩きしてしまい、何故か大量に「年収444万円を20代で達成できる貴方を弱者とか言う女はわかってない!」と言うリプライが彼のところに寄せられることとなりました。


📧今の時代にDMナンパは無いなと思う件

流石に月収37万円(年収だと444万円だったらしい)の男性を弱者男性と言うのは「スゲェ言い方だな」とも思うのですが、とは言え今の時世にDMでナンパなんてやっている時点で「弱者男性」と呼ばれても仕方がないなと思うものはあります。

やはり今の時代はマッチングアプリやサービスが豊富にありますし、何もDMでナンパする必要性は全くないからです。

📞テレアポや飛込み営業ってされたら迷惑っしょ?

初めて東京でやった仕事は光回線の案内と言う名目の売り込みテレアポだったのですが、あれは本当に「こんな仕事は滅びた方が良い」と思える典型的な仕事でした。
当時はまだまだADSLが主流で光回線はあまりユーザーが多くなかった時代ですが、やはりADSLより料金の高くなる光回線の売り込み電話など歓迎はされません。
いきなり架かって時間を奪われるんですから、そら電話切りたくなります。
要はDMナンパは光回線のテレアポ営業とやってることが同じなんです。

例えば営業職には今もテレアポがあるのは変わりません。
ただし、テレアポのやり方は変わっています。
業種にもよりますが、まず展示会などでインバウンド集客をして接点を作った後にアプローチをかける方が効率的。
何の接点もない人にいきなり電話して売り込むっていうのは、最近あまり多くは無いんじゃないでしょうかね。
やってる会社あるかも知れんけど、やっても売れないでしょ、そんな会社。

不動産のチラシ配りにしても広告の中にティッシュという役に立ちそうなものを混ぜ込んで配ってます。
供給過剰な時代ですから、いきなりセールスをしても上手くいくはずもありません。
セールスの前にマーケティングが不可欠であり、それは恋愛や婚活でも同じでは無いかと思います。

🗼大都市は無理に結婚・恋愛しないといけない時代ではない

言っては何ですが「モテることに対する欲求」って言うのは、男性より女性の方が全然少ないわけです。
特に女性は「若い」というだけで色んな年齢の男性が寄ってきますから、若い女性から見た男性は供給過剰な状態なんですね(特に東日本では顕著)
加えて東京なら20代でも年収400の壁を超えるのは難しくはないので全国平均と比較することも無意味です。

そしてもう一つ、アプローチのDMを受ける側からすると「異性を求めてもいない時に限ってナンパしてきやがって!」ということで、大変迷惑な話なんです。

悲しいかな、だいたい人生のモテ期って「別に恋人(結婚相手)とか求めてないしぃ」な時に来るんですね。
そういう時にアプローチされる側からすると「決断だけ迫られるんで迷惑」という以外の何者でもないんです。
だから「マッチングサービスを使いませんか?」って話になります。

昔に比べると必ずしも結婚をしなければならない時代ではなくなりました。
ただし、今現在では東名阪だけの話ですが(ちなみに東京以外で転職活動するなら30代になると男女問わず既婚かどうかは高確率で訊かれます)

恋活なのか婚活なのかにもよりますが、マッチングサービスを使ってる人はパートナーが欲しいと思ってる人なので、あとはサクラのいないサービスを調べて利用すれば良いだけです。
どうしてもSNSで恋活や婚活をしたいなら、タグで恋活や婚活をしている人を探して条件をすり合わせながらアプローチすれば良いんじゃないでしょうか。
その際はちゃんと自分が何を相手に提供できるかを述べないと駄目です。
そうしたことを加味出来ないと、そら弱者男性扱いされても文句は言えないのではないかと思います。

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