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資産防衛について考える・・・🏦

これまで地道に働いて来た人は大なり小なり貯蓄っていうのはあって、口座に寝かせてるお金もあるかと思います。
いえ、最近じゃ貯蓄0世帯なんていうのも増えて来たので、割と貯蓄ない人もいると思うけど・・・。
で、この貯蓄について今回は考えてみたいと思います。
さて、今、国の財政が非常に悪いです・・・。
現在の自民党政権になって安倍総理はプライマリーバランス黒字化を掲げてはいましたが、まぁそんなのは非常に不可能に近いわけで、今後も日本という国家の財政が悪くなって行くのは変わらない事項なんじゃないかなぁ、と思うわけです。
で、一部の界隈ではこの資産がどうなって行くのかっていうのは割と心配されてる事項だったりします。あ、これは私のTwitter相互フォロー関係ではありません。

如何にマイナンバーと紐づかない資産を持つか・・・

多分これ、同じテーマでずっと考えてた人はたくさんいるんじゃないかなと思うわけです。
国家が財政破綻を起こす時って、まぁ預金封鎖というのを行い、財産税で資産に税をかけて国民から収奪した資産で借金を返すって裏技なんですが、1946年に日本はコレを実行しました。
当時は大日本帝国憲法で動いていたので、資産の収奪はだいぶスムーズに行ったわけですね。
で、この預金封鎖という奴なんですが、実は今の時点でも少しずつ始まっていたりします。
振り込め詐欺対策って大義名分がついていますが、1日当たりの引き出し額には制限がついてるでしょ?
参考までにUFJ銀行が今、50万円が1日に引き出せる限度額になってますが、正にアレです。預金封鎖っていうのは出金制限なので、実は今時点で軽い預金封鎖はされてることになる訳です。
更に海外送金にはかなり理由を聞かれるようになったという話も出ておりますし、非居住者による海外口座開設のハードルも上がりました。昔は出来たらしいシティバンクシンガポールへの口座開設も、私がシティバンクジャパンに行った時には出来なくなっていると聞かされました。
かと思えばCRS制度が開始して、海外口座にもマイナンバーが紐づくようになる。
全ての国ではありませんが、このマイナンバー情報交換に入っている国として、なんとマン島やバージン諸島、ケイマン諸島と言ったオフショア地域が入っているんです。
口座にマイナンバーが紐づきますと、資産を捕捉できるようになりますから、これらの地域に口座を持っていると照会される恐れがある訳ですね。
と、言うことは、いかにマイナンバーが紐づかない資産を持つかが鍵になります。

ゴールドも捕捉され・・・

マイナンバーが紐づかない資産として有力候補に上がるのはゴールド!
やっぱゴールドって最強ですよね?!
まぁ紛失リスクがありますけど・・・。
ところがこのゴールド!
マイナンバー情報が紐づくようになってます。

現在は200万円の購入で個人番号提出が必要ですが、この金額は今後下がる恐れは十分あります。
ということで、個人的に思うのは、マイナンバーが紐づかない資産として現状残った数少ない手段が仮想通貨ですかね。ただ、仮想通貨は価格が安定しませんので、そうした懸念事項というのは残りますね。
今のところマイナンバー交換に関しては全ての国が対象ではないとは言え、今後の状況次第では参加する加盟国も増えるかもしれません。

憲法改正の動きも資産防衛の観点で不安を残すのでして、改正予定の憲法には「家族同士は協力し合わないといけない」というのがあるんですね。
戦後間もない頃に行われた財産税についてはこちらの記事に詳しいのですが、ちょっと今後を考えて見ます。

現在はまだ個人的予測でしかありませんが、このペースで財政赤字を繰り返して財産税が必要になる場合、世帯の持つ総資産に対して課税されます。最悪のケースだと世帯どころか、血縁関係探られるかも。これについては「家族の定義」がなんともわかりませんので、まぁ現実的に考えて世帯で見るのかなと。
ただ、未婚化の進んだ今となっては単独世帯も多いため、そこがなんとも予想し辛いです。
また、私の周りでは「夫婦別姓を認めて欲しい」という声も大きいのですが、世帯毎に財産税を課すことをシミュレートすると、夫婦別姓を認めないのはなかなか合理性ありますね。把握しやすいですから、世帯を。
私の周りは「財政拡大して赤字国債ドンドン発行しても日本は大丈夫なんだ!」と言う人が多いんですが、実は戦前も同じことが言われてたわけですよ。
で、結局1946年に破綻しちゃって、百円ショップが三万円ショップになっちゃった・・・。
というわけで、財産というのは最悪のケースに備えて、少しずつ「マイナンバーが紐付かない資産」に変えておいた方が良いかなと思うわけですね。
因みに証券口座も勿論マイナンバーが必要です。
備えあれば憂いなし。何があっても資産が0にならないように、今からできる準備は少しずつ開始していきましょう。
まぁ、財産税を一旦置いておいたとしても、当面異次元緩和が既定路線でしょうから、その間は円の価値が目減りします・・・。

なお、私も当初は2021年頃がアウトかなと思っていましたが、大阪万博の件もありますので、大阪万博終了までは何とか延命すると思います。
その間にどんな準備をするかが大きな課題になるでしょうね。

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