今すぐ使えるビジネスアイデアの見つけ方~事業者向け~

この記事は、起業ドリルYouTube動画で解説した内容を文字おこししたものです。

■テーマ
【真似して稼げる】ビジネスアイデアの見つけ方

■結論

自分の商品を売りに行くのではなく、お客様のニーズに商品を合わせにいく。
3つの基本原則に当てはめて、稼げるビジネスアイデアを見つけよう。

■ビジネスアイデアを考える3原則

事業を考えるときは、3つの項目に当てはめて考える。
1、売れるサービスを提供
2、6つの不の何を解決するのか?
3、顕在化ニーズにフォーカスする

1、売れるサービスを提供

世の中には、「同じ技術(サービス)」を「同じような見せ方」で販売している同業者がたくさんいる。
その市場に対して、他社と同じスタイルで参入すると高確率で売れない。

【解決策】
提供する技術(サービス)は変えないが、「見せ方」を変えること。
見せ方を変えて競合と差別化することで、売れるサービスになる。

見せ方を変えるコツは、次のポイントで解説。

2、6つの不の何を解決するのか?

不満/不足/不安/不便/不経済/不快

上記の中のどれを解消するサービスなのか明確にする。
最低でも1〜2個は当てはまっていること。

とにかく具体的に、以下をアピール。
・どの業界の
・今あるどんなサービスの
・どんな不を解消するサービスなのか

アピールポイントを見つけるためには、次の2点の取り組みが必要になる。

・競合のサービス内容を分析し、イマイチな部分を見つけ出す。
→各項目ごと(価格や機能など)に分析をすると、必ずポイントが低い部分がある。
そこを自社のサービスで改善をして、強みにしてしまう。

・実際に他社の製品を使っているお客様に、使い勝手が悪いところをヒアリングしてみる。
→先ほどのポイントと同様に、自社のサービスで改善をして強みにする。

3、顕在化ニーズにフォーカスする

お客様が自覚していて、改善したいと考えている悩みに対してアプローチ。

もし、自社の製品が競合製品と差がないようであれば、お客様に直接聞いてみる。

・実際にどんな差をつけたら便利と思ってもらえるのか?

お客様が自覚している悩みやニーズに対して、商品を当てにいく。

■3原則を活用してうまく差別化できた事例

●沖縄のHP制作会社
サービス内容:月額7,980円〜でHPを制作 
実績:5,000社導入

HP制作会社は世の中にゴロゴロあり、ライバルが多数いる業界だが、見せ方を変えたことで大繁盛。

【解決した悩み】
不満/不安
→HP制作に100万円以上かかるけど、本当に効果があるのかわからない

不経済
→100万円以上払うとなれば、資産計上になってしまうため節税対策にならない

●ライブ配信・オンライン配信支援事業
サービス内容:オンラインセミナーの企画から機材の手配まで、全てを引き受ける。

【解決した悩み】
不便
→機材の手配から、配信の設定まで全部自分たちでやらないといけないのが手間

不経済
→担当者を割り当てた場合、配信準備に時間が取られるため他の業務に支障が出る

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