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震度8以上が存在しない理由

みなさんは「震度」ってご存じですよね?
日本に住んでいる方であれば、ほとんどの方が知っていると思います。

改めて解説すると、
「マグニチュード」は、地震そのものの大きさ(規模)を表すものさしで、一方「震度」は、自身が起きた際の各場所での揺れの強さのことを表します。

で、掲題の件に戻ると、数字上は震度8以上というのを、
設定すること自体は可能ではあるけれど、されていない、使われていない、というのが正しい答えです。

◆震度8が使われない理由

●今まで震度8は観測されていない

何故使われていないのか、
まずは震度8以上というのは、これまでの人類の歴史上、
該当する揺れを観測したことがないから設定されていないというのが、
1番の理由です。
※現在は震度0~7(5と6には弱と強の2段階ずつがあります)の10段階です。

※気象庁ホームページでの解説
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/index.html

●物理的にも震度8はあり得ない?

もう1つは、地球上では物理的に発生しないとされているので、
震度8以上の階級がつくられていない、という事です。
そう考えると恐らく地震で起きるレベルではないのではない、
とも考えられます。
それはもう地球滅亡クラスの直径数百キロ級の隕石が落ちる時とか、
地球がえぐれるくらいの、そんな時だと思ってください。

その時になれば、揺れによってほとんどの建物はもちろん、
陸や山も崩壊するかもしれません。
津波も何十メートルどころか何百メートルになるかもしれません。
そうなれば防災どころの話ではありません。

先ほど書いた通り、
正直そのレベルになるともはや、「地震なの?」という話です。
なので、地震の揺れとしての「震度8」は存在しないということなんです。


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