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紅茶とHSPはよく似てる

紅茶は使うお湯の温度によって味が変わる。
茶葉の量によっても香りが変わる。
飲み方もいろいろで、ホットにアイス、レモンティーにミルクティー、ティーソーダにもなる。

まるでHSPみたい。

繊細で傷つきやすい私たちと、紅茶はよく似てる。
摘む時期によって、色も香りも変えていくダージリン。同じ産地でも育った場所が違うだけで、いろんな味や香りになる。

ブレンドだって無限大。
アールグレイみたいに香りを付けたり、緑茶などの他のお茶とブレンドしても、美味しくなる。
その可能性を考えると、あまりに広大で果てしない。ただでさえ紅茶は種類が多いのに、アレンジもしやすいなんて。

まるで人間みたい。

私たちもいろんな環境で育って、いろんな人と出会う。だからこそ独特の味が出て、それが個性を作っていく。
人生はいくらだってアレンジがきくし、似たような日々でもちょっとずつ違っているもの。
誰一人として同じじゃない。みんな、それぞれ違っている。

だから私は紅茶が好き。

アールグレイのベルガモットの香りが好き。
ホットでもアイスでも、どんな飲み方にしてもウバだと分かるウバが好き。
多種多様な顔を見せるダージリンが好き。
やわらかくて甘い香りのアッサムが好き。

まるで人間みたいな、HSPみたいな紅茶が好き。
まるで紅茶みたいな、唯一無二の人生を生きる人間が好き。

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