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スーパー公務員の選ぶ道

ネットを眺めていたら、スーパー公務員と呼ばれていた市役所職員の方がこの春退職され、民間企業に転職されたとのこと。

人にはそれぞれの事情がありますし、それは公務員でも一緒だとは思いますが、こういうスーパー公務員が退職するケースたまに見受けられます。

私のイメージですが、スーパー公務員の方って今までの常識や慣習に捉われない方や抜群の成果を挙げたりしたからスーパー公務員として注目されるのであって、通常の公務員の世界で生きるのはもったいない能力をお持ちだと思います。また、とてもアグレッシブで、バイタリティーが溢れていて、公務員という枠には収まらない、というか、収まりきらない方が多いとも感じます。

本当ならば、こういう公務員を生かす組織のほうが魅力的なかんじもしますが、組織と個人の間で譲れない部分が生じたり、個人の想いと組織の道理が相容れないこともあり、道を分つことがあっても仕方がないことだと思います。

例えば、市役所という組織で生きていくならば、配属ガチャなどで自分のやりたくない仕事をやらなくてはならない場面があります。それは組織運営をする上ではやってもらわなくては困ることだと思います。一方で、それをやるくらいなら、組織を飛び出し、やりたいことをとことんやるという生き方も全然ありだと思いますし、そちらのほうがより多くの価値提供につながるケースもあるかと思います。

正直、スーパー公務員が退職しても組織はそれなりに回るので、能力の高いスーパー公務員はそのずば抜けた能力を遺憾無く発揮するステージで活躍することが全体最適につながると考えます。だからこそ、スーパー公務員はどんどん組織の外に出て行っていいと思います。また、みんながみんなスーパー公務員にはなれないですし、目指す必要もないとも思います。

そうしたときに、ここからは私の話ですが、私はスーパー公務員なんて呼ばれるほどの能力も名声も持ってはいません。だけども、そんな自分でもできることがあると思います。いや、あると思わせてください。

要は、スーパー公務員でも普通の公務員でも、自分で考えて、自分が選んだ道を進み、自分をどんな価値を提供できるか、そして、していくかが大事なんだと思います。

市役所職員である私もスーパー公務員という肩書きに憧れたりもしますが、それは他人が決めることなので、自分を見失わずに前進していきたいと思いますし、それぞれがそれぞれに頑張ることが重要なのかもしれません。

…ま、今は育休中で仕事をしないので、復職したら頑張ります…(笑)

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