あいら

YuBASE Co-Founder, G's ACADEMY TOKYO 主…

あいら

YuBASE Co-Founder, G's ACADEMY TOKYO 主任講師 普段は音楽が好きなのでピアノ弾いたり、アカペラ歌ったり。

最近の記事

私はオーケストレーター #マイクレド

マイクレド 005 "私はオーケストレーター" 今私は社長という立場にいるが、本当にこの位置にいていいのか悩んだことがある。社長というのは漫画の主人公に例えられることが多い。漫画の主人公といえば、自分の信念を押し出し「僕はこうしたい」という我をとにかく全面に出す。いわゆるワンマンというやつだ。 僕はどちらかというとワンマンタイプではない。自分自身がやりたいとや実現したいこと、ある種の頑固さはあるが、物腰柔らかく物事を進めていきたい。そんな僕は本当に社長としてこの立場にいて

    • 主張は3回繰り返せ #マイクレド

      マイクレド 004 "主張は3回繰り返せ" 僕は講師業をしている。みなさんの前に立ってあーだこーだ話す先生ってやつだ。これはその時に心がけていることだ。 たまに英語圏の方の喋りを聞いたりする機会があるのだが、英語の発言内容を聞いていていつも感じることが一つある。それは、「長くしゃべっているけれど、おんなじ内容を様々な表現を使ってしゃべってくるな」ということだ。これは、英語が決して得意ではない私にとってはありがたい話である。最初の単語や表現がわからなかったとしても後半の部分

      • 指導者たる前に永遠の学び手たれ #マイクレド

        マイクレド 003 "指導者たる前に永遠の学び手たれ" 人は自分がまだまだ無知であると自覚することで成長する。 現在、私は二つの顔を持つ。経営者、そしてエンジニアだ。そして、それぞれの領域で尊敬するメンターを持ち、定期的に彼らに意見を求めることで、自分の視野にまだ発展の余地があることを日々痛感している。こうした経験は、自分が日々直面する多種多様な課題に対する異なる視点や新たなアプローチをもたらしてくれる。 人は役職が上がるほど、そして年を重ねるごとにアドバイスをいただけ

        • 不完全を受け入れ、発言せよ #マイクレド

          マイクレド 002 "不完全を受け入れ、発言せよ" これは過去の僕に対する戒めの意味合いもある。 僕は大学生の頃、グループディスカッションや意見を言う場というものが極端に苦手だった。発言をする。それはすなわち、完璧に自分の意見を反映した言葉を発する行為だと思っていた。発言の前に、自分の中で一度咀嚼し、語弊があるような言い回しがあった場合には言葉を置き換えた上で発言しなければならないと信じ込んでいたのだ。 そんなふうにじっくりと考え込んでしまうため、議論の場では自分の意見

        私はオーケストレーター #マイクレド

          挑戦者の半径5メートルを応援する #マイクレド

          マイクレド 001 "挑戦者の半径5メートルを応援する" この言葉は僕が座右の銘を聞かれた時、真っ先に答える言葉だ。 実はこの言葉には前身となるコンセプトがある。それは「全ての挑戦が応援され、挑戦するための情報が全員に等しくシェアされる世界」という言葉だ。 僕は今起業している。だがしかし、この起業という選択肢は新卒当初には存在しなかった。全く未知の世界だったし、何より自分ができるのか漫然とした想いを抱えていた。たまたま起業をしている人々や環境に身を置くことができたこと、

          挑戦者の半径5メートルを応援する #マイクレド

          "ライブ音源" のような仕事がしたい

          CD音源とライブ音源僕はよく、作業用BGMとしてYouTubeで曲を流しながら作業をする。 今日は玉置浩二さんの歌が聴きたい気分だったので、玉置浩二さんの曲を聴いていた。 玉置さんの曲はどの曲も好きなのだが、私は特に中島美嘉さんに楽曲提供をした「花束」という曲が好きだ。 玉置さんが作曲してるし、玉置浩二さんが歌っている動画はないのかなー、と検索してみたところ、2年前に玉木さんご本人がMusic Videoを出しているのを発見した。 素晴らしい。本当に素晴らしい。歌が線で

          "ライブ音源" のような仕事がしたい

          【お仕事】2021年振り返りと今年の目標

          下書きはお正月に描き終えていたものの、少し微妙な時期での投稿となってしまった。せっかく書いたので公開しようと思う。 2021年は自分にとって転機の年だった。働き方も、仕事に対するスタンスもガラッと変わった。 自分のこれまでの経歴を簡単に紹介すると、大学卒業後2社を経た後、2019年7月に共同創業者と2人で会社を設立。エンジニア兼経営者として自社サービス開発や受託開発を行う会社を運営していた。なお、過去形になっている理由については後述する。 ということで、2021年を時系

          【お仕事】2021年振り返りと今年の目標

          突然訪れる 論理の崖

          「あれ、俺、何喋ればいいんだっけ?」皆さんはこんな経験はないだろうか。 議論している時に、相手の意見を聞いて、「あ、これについてはこう思うな」と気づきを得たとする。 そして、いざ「ここについては〇〇だと思う。というのも〜」と喋り始めると、突然文章が出て来なくなる。 議論は明らかに自分のターンだから言葉を続けなければいけないのだが、何をしゃべっていいのか全くわからなくなってしまう。慌てて自分が今までに喋ってたことを思い出そうとするが、全然思い出せない。 流石に社会人経験

          突然訪れる 論理の崖

          とある曲を聴くと「プログラミングしなきゃ」という気持ちになるのです

          Joshua Redman の Jazz Chrimesという曲をご存知だろうか。 私が以前通っていたG's Academy という学校でひたすらプログラムコードを書きまくっていた時、教室でBGMとして流れていた曲だ。 毎日毎日40分に1回くらいの頻度で流れてくる割りに、攻めたメロディーなのですっかり覚えてしまった。なんでBGMなのにこんなにコンテンポラリーな曲を流すのだろう...めっちゃ覚える...と思いながらパソコンをカタカタしていたのは、今となってはいい思い出だ。

          とある曲を聴くと「プログラミングしなきゃ」という気持ちになるのです

          「若いから◯◯」って言葉、やめませんか?

          これは自戒も込めてなのだが、自分がこの言葉に勝手に縛られていることに気づいた。 「若いんだからなんでも挑戦すればいい」 「若いうちに始めておきなさい」 これらの言葉は裏を返すと、 「若くないからもう安定したことをやりなさい」 「若くないからもう遅いよ」 というネガティブワードへと変貌を遂げてしまう。 特に、「若いうちから始めておきなさい」という言葉は、僕にとっては身近な言葉だった。 僕はピアノを3歳から始めた。というより気づいたら始めさせられていた。 ピアノ

          「若いから◯◯」って言葉、やめませんか?

          "言語化"に完璧を求めてしまっていた

          僕は他人に"自分が考えていること"を伝えることがとても苦手だった。ましてや議論になると、自分の考えを言葉にする前に僕の目の前を言葉がヒュンヒュン通り過ぎていき、全く参加できなかった。 そんな自分を変えようと、コミュニケーション講座に参加したり、話が上手な友人・知人にどんなことを考えて話しているのか、聞いて回ったりした。 その中で、自分の中で1番のターニングポイントになった言葉がある。 それは、当意即妙に返事を返すことができる友人に「なんでそんなにすぐ喋れるの?どれくらい

          "言語化"に完璧を求めてしまっていた

          記録という絵画を紡ぐ

          僕の新年は、中高生時代のノートを捨てることから始まった。 僕は中学校時代や高校時代の授業ノートや参考書を全て実家に保存していた。「大学生になったら塾講師のバイトをするかもな〜」なんて考えていたので参考書として取って置きたかったし、なんとなく捨てるのが嫌だったからだ。 しかし、高校を卒業してから早10年。このコロナ禍で僕の子供部屋は父の書斎に変わり、ひっそりと放置されていた僕の思い出の品々は邪魔者になってしまったのだ。この10年一切ノートを見てないよね。それっていらないこと

          記録という絵画を紡ぐ

          「人は皆、現世で果たすべき役割を持っている」 ...らしい。

          とある機会があり、お坊さんの説法を拝聴する機会があった。その時に印象的だったお話が、「6歳までの子供は神様からの預かりものだ」というお話だ。 この考え方は仏教というわけではなく、日本古来の考え方のようだ。 曰く、小さい子供は神様からのメッセージを託されているのだとか。なので、たとえ生まれてすぐ子供が亡くなってしまったとしても、それは神様から託された役割を終えたから帰っただけなのだ、というのだ。 これは、子育ての環境が現代ほど整っていなかった時代だからこその考え方かもしれ

          「人は皆、現世で果たすべき役割を持っている」 ...らしい。

          "隙"のある生活

          「あなたは13時間パソコンの画面を見ています」 Macから突然こんなお知らせが届いた。正確な文章ではないが、大体の意味はこんなところだ。 そりゃあ目も悪くなるわな、と自分に呆れると同時に、この結果に驚かない自分もいた。 今僕はIT系の仕事をしている。資料作成や開発など、PCに触れる機会も多い。 加えて、家の家事も大抵PCを開きながら作業している。YouTubeでお笑い芸人のチャンネル動画を流しながら食器洗いをしたり、Prime Videoを流しながら洗濯物を畳んだり.

          "隙"のある生活

          【自宅で】プログラミング動画教材の一部を無料公開します!【学んでみませんか?】

          プログラミング学習教材を期間限定公開します! みなさん、こんにちは。ProgLearnの坂尻です。 現在、ProgLearnのコンテンツの一つとして、入門者を対象としたプログラミング講座を現在開発中です。 動画で講義を聴きながら、実際に手を動かしてもらうハンズオン形式の授業です。 \丁寧に教えるよ!/ そんな最中に巻き起こったのが、今回のコロナウィルス騒動。 皆さんが自宅で過ごす時間が増えたことと思います。 我々がこの講座を開発した目的は、地域に関係なく、より多

          【自宅で】プログラミング動画教材の一部を無料公開します!【学んでみませんか?】

          婚約指輪ならぬ"婚約楽譜"を納品したお話

          この記事は2019年アカペラアドベントカレンダー9日目の記事です。 昨日の記事は2号さんが執筆した「遠隔地でのグループ活動におけるリモート練習法の一形式」。グループ運営の実践的なノウハウが書いてあるので、こちらも要チェックですね♪ ということで記事本編を開始します! --------------- こんにちは。あいらと申します。↑の写真の中で一番左にいる、映画だったら1番最初にサメに食べられる顔をしてるが私です。 2011年に大学のアカペラサークル (アカペラシンガ

          婚約指輪ならぬ"婚約楽譜"を納品したお話