ストリートマジシャンの極意 第一弾

ストリートマジシャンってそもそも何どうやってはじめる?

 
 今回はマジシャンとしての登龍門的なストリートマジシャンについて初歩的なことを取り扱って行こうと思います。
 まずストリートマジシャンをはじめるにあたってマジシャンの種類について触れて置こうと思うのですが一番有名なのが大きなステージでイリュージョンと呼ばれる大掛かりなマジックを披露するのが「ステージマジシャン」などと呼ばれます。逆にテーブル上でお客様の目の前で行うマジシャンを「クロースアップマジシャン」。更にこれらマジシャンが仕事として行う際は雇用の形が多種多様にあり、イベントや催し物などで行うものを一般的に派遣形式、実際にバーなど店を構えてお客様を呼び込んで行う形を固定型などと呼びます。(呼び方は個人によって異なったりしますが大体の意味合いは同じです。)しかし今回ここで紹介するのは「ストリートマジシャン」です。はじめるのは簡単ですが不透明な部分が多いのがストリートマジシャンです。次からは詳しく書いていきましょう。

 「ストリートマジシャン」 名前を聞いての通りストリートで活躍するマジシャンです。ストリートで活躍すればストリートミュージシャンやストリートパフォーマーなどがいますがそれのマジシャンバージョンだと思って貰えればわかりやすいと思います。
  
 次によく聞かれる始め方なのですがとっても簡単で街に出て人を捕まえてマジックを披露するだけです。そんなのわかってるから詳しく教えてって言いたいかもしれません。しかし本当にそれだけなのです。ただどうやって人を捕まえるのか、どんなマジックをすればいいのか気になるのはここに尽きると思います。ですがこれは自分の目指す方向性によって変わって来ると思います。 ここからは完全に僕の意見なのですが例えばその場で稼ぎたいのか、それとも名前を覚えてもらって後の仕事につなげたいのか。この考え方の違いで人の捕まえ方、やるマジックも大きく変わります。この違いについて次にまとめます。

相手によって需要と供給を変える

 当然なのですがこの世には需要と供給というものが存在します。これはマジックでも同じです。相手によって求めるものが違うのでそれによって自分も変えて行くのは当然なことです。ではマジック界においてどんな需要があるのでしょうか。これは先程書いた自分の方向性が大きく関わります。一つずつ考えていきましょう。

その場でたくさん稼ぐ

 その場で稼ぎたいのであれば瞬間的に受けるネタ、つまり爆発力のある小ネタなどを短い時間で連発して即座に満足感を与えればいいと僕は思います。何よりもその場で盛り上げってその場で完結するのが一番です。言い方はあまり良くないですが後先を考えないで目の前のことだけを考えていればいいのがその場で稼ぐコツと言えるでしょう。

後の仕事につなげる

 難しいのはこちらで後の仕事につなげていくための接客です。簡単に言えばマジックで驚いてもらうのではなく楽しんでもらう必要があるからです。そもそもですがマジックをして驚いて貰うのは当然なのです。それをいかに笑いに変えて楽しんでもらい、結果としてまたあの人のマジックが見たいと思わせるのかが大切なのです。しかしこれはあくまで僕の考えです。すごいマジシャンってだけでもリピートしてもらえることもあります。その他大勢のマジシャンよりとてつもなく秀でたマジックを披露すればよいのです。
 でもそれってとんでもなく難しいことです。例えばですがテレビで活躍されているマジシャンを思い描いてくださいサングラスに銀のメッシュ決め台詞に「キテマス、ハンドパワー」という方がいたり口からトランプを出したりびっくりして耳を大きくしたり。どの方もキャラクターを持たせ、凄い+面白いを形にしています。これをお客様の方々一人一人に感じてもらえれば後々また仕事をいただけるようになります。ただマジックがすごいだけじゃ難しいってことが少しはわかって頂けたでしょうか?また事前に相手に合わせたネタを準備しておくと相手の記憶に残りやすいです。

総まとめ

 最後にまとめなのですがストリートでマジックをする前にはある程度の目標を立てて行った方が絶対に良いと言えるでしょう。小さくても目標があったほうが演技をする目安にもなります。次回はストリートで演じる際のメンタルについて載せていこうと思います。
 
 最後まで読んでくださりありがとうございました。

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