Helveticaの新作が出たらしい。興奮気味に前のやつと比べてみた

せんざき｜n2p designer

2019年4月18日 16:44

今日の朝出勤すると、デザイナーの先輩にすぐさま「ヘルベチカの新作出たらしいよ」と言われて知ったのです。「Helvetica Now」の登場を。
（てかそんな情報どこで仕入れてくるんだろう、、、言われなかったら一生知らなかったかも）

欧文フォントの王様「Helvetica」が新作！なんと！！
わたしが嫌いだった大文字のRの形は解消されたのか！？とか色々思いました。

でもとりあえず言わせてほしい

メインビジュアルかっこよすぎませんか！？！？

はあ！？！？

めっちゃ興奮するじゃんこんなの、、、やばい、性癖に刺さりすぎる、、、。

あ、ちゃんと見たいという方はぜひ公式サイトをご覧ください。

ああやばい、かっこいい。かっこいい以外の語彙消失する。

個人的な話します。派閥の話

欧文フォントだと、わたしの中では「Helvetica」と「Futura」が人気なイメージがあります。これわたしの狭い世界の話かもしれないんですけど。あ、あとサンセリフ体の中だけの話っていうのもあります。

わたしはもうめちゃめちゃFutura信者です。

Futuraみたいですか？？てかこの記事Futura知らない人が見てるのかわからないんですけど載せたいから載せますね？？

ああああああ

やばいまた興奮してきた。死ねる。愛おしい、、

何がいいかって、例えばWの折れてるところが尖ってるところとか、Oが丸くて可愛いところとか、とにかく幾何学的で美しいところが好きなのです。

Louis Vuittonのロゴの文字部分なんかもFuturaな訳ですよ。全世界に愛されてるんですよこの子は。

何回見ても美しいなおい。

えーっと脱線したんですけど、Helveticaは少し男性的と言うか、愛おしい感じが今までなかったのと、Rの形が嫌いだったのでそんなに使わなかったんですよね。

このRの右下のちょろんってなってるとこ！！！あと欲を言えば小文字のaもあまり好きじゃない！！
なんでかと問われると難しいんですけど、結構デザイナーでHelveticaのRが嫌いな人は多いみたいです。ググると出てきます。

余談ですが、HelveticaのRが嫌いな場合、「Neue Haas Grotesk」と言うフォントを使うといいみたいです。Helveticaの元になったと言われているフォントで、Helveticaにそっくりなのですが、まさかの、Rの形が選べます。

直線的なR、いい。いいけどやっぱりにょろんの方が全体の雰囲気にはあってる気もする。ちなみにNeue Haas GroteskはAdobe fontsで提供されているので、Adobeをお使いの方は無料で使えます。

Helvetica Nowについて

個人的な趣向の話が長くなってしまいましたが本題に入ります。

まだあまり日本語での情報が出回ってないので、詳しい解説がなく残念なのですが、こんな感じらしいです。

用途やサイズに合わせて最適な字形や字間が選べるように、「Micro」「Display」「Text」の3タイプを設定。ウェイトは「Hairline」「Thin」「Extra Light」「Light」「Regular」「Medium」「Bold」「Extra Bold」「Black」「Extra Black」の全10種類を用意し、そのうちDisplayが10種類、Textが8種類、Microが6種類。それぞれに斜体（イタリック体）を設けることで、全48種類構成とした。

定番フォントの新ファミリー「Helvetica Now」登場--現代的な使い方に合うデザイン

3つの光学的サイズのうち、「Helvetica Now Micro」は、より広い開口部や幅の広いフォーム、「x」の高さなど多くの変更を加え、4〜7ポイントの最小サイズでのシングルマスターバージョンがもつ間隔と読みやすさの欠点を解消。

「Helvetica Now Display」は、14ポイント以上の設定向けに、適切な間隔をつけて極細の「Hairline」から太字の「Extra Black」までの幅広い太さを提供。また、「Helvetica Now Text」はよく使われるフォントとして、細字から太字までさまざまな太さがあり、丁寧に間隔をあけてカーニングを行っているそうだ。

約4万に及ぶすべての文字、数字、句読点や記号を再描画し、分析し、読みやすさと性能の改善点をテスト。フォームの改善やより均等な間隔によって言葉が伝わりやすくなるなど、よりよい読書体験ができるフォントに仕上がっている。

Monotypeが「Helvetica® Now」を発表
現代のために再描画した新フォントシリーズ

公式サイトは英語ですが、自分の目で見て確かめるのが一番かもしれませんね、、。