左手に消された三つの星と嘘 君の見てきた世界を触る

ありがとうごめんなさいが言えるひと つらいさみしい口に出すひと

傾けば終いねあなたの体温と白髪混じりの色気を吸って

あなたより十五分だけ早く起きあたためている昨日のおでん

洗濯は午前のうちに あなたなら大丈夫って思えてしまう

#短歌

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