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僕が「古い人」から脱出できた理由

僕が好きなものは80年代90年代が主の
少し昔の音楽。
60年代、いや、もっと前の曲すら聴いたりする。

これを書いている筆者は19歳。

しかしそんな僕でさえ、
その生まれてない時代を羨ましく感じ、
今を否定してばかりの時期があった。

いわゆる懐古厨のような類に入っていたのだ。

なぜそうなったのか。

YouTubeで音楽を本格的に探り出したのは
中学2年生。

あの頃の音楽のメロディーは本当に
自分の耳に合っている。

そんな楽曲がYouTubeでは無数にあふれているわけだ。

コメント欄を見てみよう。

すると大体こういった言葉が目に入る。

「この頃の音楽はよかった。」
「今はこの人のようなアーティストが出てこない。」
「今時の音楽は響かない。」

これらを僕は真に受けてしまった。
いや、受けすぎたと言った方が正しいだろう。

それからというもの
周りの人に事あってはアイドルグループなどの
悪口を言っていた。

「その人たちに何の恨みがあるの?」

このようなニュアンスの言葉を投げかけられた事もあった。

昔にのめりこんでいく自分。
今この時に不満を募らす自分。

自分の考えは正しいと思い込んでいた。

それからしばらくして、ある1枚のDVDを見て
その考えは大きく変わることになる。

ASKAさんの「Black&White Music Video」だ。

この作品には
アルバム「Black&White」の楽曲の
MusicVideoが見れると共に
「日常」と題した
ASKAさんご本人のトークが聞ける。

その中に今回のテーマがあった。
そこでASKAさんが発言されたのは

「昔のアイドルだってあの頃は言われてた。
 でも下手ではない。
 流行りを否定してあの頃はと
 自分を語るのは古い人。」

ここでハっと気が付いた。

自分は若くありながらずっと古い人であったんだと。

そう思った自分はあの頃理由もなく
嫌悪を抱いた楽曲を聴いてみる。

いい楽曲じゃないか(泣)

こんないい楽曲やアーティストたちを
今だからという理由で批判していたのか、、、

それからは自分の心地いい楽曲に寄り添いながら
今どきの楽曲も聴くようになった。

「古い人」という枠を取っ払うことが出来たのは
ASKAさんのおかげ。
本当に感謝しています。






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