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「ちょうどいい」ってむずかしい

教師から就労支援員になって一年。

転職先の同期が退職するため送別会がありました。

働いて6ヶ月で辞めるんだって。

はやい!

これは、福祉事業所あるあるらしく入れ替わりが激しいらしいです。

そなんなこんなで、私たちは送別会に。

今の職場って、忘年会もだったんですが、食事のときの会話がないんです。

だから今回も、ほとんど無言で食べるだけ。

これおいしいとか、これ頼む?とか
最低限の話はしますが、仕事の話は全くしないんです。

可もなく不可もない、そんな時間が流れてる感じ。

私も別の盛り上がりたいわけではないけど、仕事であーだこーだ言うのが当たり前だったから、なんかこの空気に慣れないんですよね。

性格的なものもあるんだろうけど…

教員の頃は、飲みに行くと仕事でのあれこれを同僚と語り合ってすごい充実した時間を過ごしたんだけど

バイトしてた頃も、飲み会や食事でこんな空気感になったことはなくて

このシーンとした雰囲気。

私は正直全然面白くないから、少しでも盛り上げたくて昔の元彼の話とかしたんですよね。

10年以上耳かきしたことない元彼の話。

私、耳かきするのが好きなんですよ。

だから当時も「耳かきしていい?」と彼に聞いたんです。

「え!耳かき!?10年くらいしてないかも!」

「10年も耳かきしてなかったの?」

「うん。別に気にならなくて。」

ということで10年ぶりの耳かきをしたんですが、それはもう固くなっててすごい量がどっさり取れたんですけど…。

その後の彼の一言が
「耳めっちゃ聞こえるようになった!!」

ていうエピソード。

ま、これでみんな大笑いしてくれたんですけどね。

最低限の会話の食事が悪くないわけではなくて、きっと私が好んでないんだろうなと思います。

でも、今までの職場は、食事の場とか忘年会の場が

私にとって居心地が良くて「ちょうどいい」空間だったんです。

この「ちょうどいい」ってどういうことだろう?

私たちはよく、「ちょうどいい距離感」や「ちょうどいい関係性」という言葉を使う。でも、それが具体的にどういう状態を指すのか、説明するのは難しい。

特に職場での人間関係において、この「ちょうどいい」を見つけることは、一層難しい課題ですよね。。

感情がぶつかり合い、時には摩擦が生まれるような職場がいいとは限らない

しかし、毎日が変わり映えのしない日々も、人を成長させる機会を奪う。


最低限の会話で、刺激が全くなければ、周りの世界に対して、どう反応していいか分からなくなる。

いろんな場面で「ちょうどいい」って、本当に難しい。

でも、それを求め続けることは、私たちが成長し続けるために必要なことかもしれない。

職場だけでなく、人生のあらゆる面で「ちょうどいい」バランスを見つけること。

それは、一生かけて追い求めるものなのかも。

人生の不思議な魅力の一つなのかな。

いつもと同じ場所で、いつもと同じ人々が集まっても、心の中には常に新しい発見が待っている。

それを探求する勇気を持ち続けること。

それが、私たちが「ちょうどいい」を見つけるための、最初の一歩なのかもしれない。

さて、今日は「ちょうどいい」が見つかるかなぁ。

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