久々に書き残しておきたい事があったので
noteを更新してみます。

今日は
うらわ美術館で行われていた
『はみ出す力展』
という展示を見に行きました。

全国各地の小中学校、高等学校
幼稚園、保育園、特別支援学校
教育に関わる大学などの
図工と美術の様々な授業の様子を
展示してあるものでした。

私は今回、
とても縁のある方が
展示をされるとの事で
軽い気持ちで
足を運んだのですが

答えのない美術という入り口から
子供との関わり方
いや
人間との関わり方の本質を
知ることができた気がしました。

展示では
幼稚園〜大学まで
様々な年齢の生徒たちへ
美術を通して
生徒たち一人一人から
どんな個性が出てくるのか
というものが
とても詳しく見る事が出来ました。

展示を見終えて
一番印象に残っているのが
美術の先生方が
どの年齢の生徒達にも変わらず
『あなたはどう思う？？』
『あなたならどうしたい？？』
と問いかけをしているところです

この質問自体が
とても多様な意見を
出しやすい質問だなと感じました。

そしてその質問に対して
導き出された生徒達の表現は
全て尊重される。

『表現の自由と表現の尊重』

答えのない美術だからこそなのですが
なんだかこれは
人間として生きていく上で
とても大事なことをしているのでは
ないのかなと感じたのです。

日常生活をしていると
どうしても自分に都合の良い情報ばかりを
求めてしまい、対人に対しても
共感を求める事が多いように
思います。

きっと自分自身も
無意識に相手に気を遣って
本当の意味での共感ではない言動も
多いのではないかなとも思います。

しかし
多様な考えがあるからこそ
それに刺激を受けて
自分も変化をしていけるわけで

もっと自分の表現や意志を
恥ずかしがらずに
表に出しても良いんだな！！
そして人の表現や意志も
まるごと尊重していこう！！

そう、生徒達の作品を見て強く感じました。

対、小さな子供であれ
対、パートナーであれ
対、仕事仲間であれ
対、友達であれ

『私はこう考えている』

『あなたはどう思う？』

と素直に聞き
相手の意見もしっかり受け入れ
方向性をお互いで模索する

そんな関係を気づいていけたら
もっと楽しく生きやすくなるだろうなー
と思いました。