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世界一やさしい決算書の教科書1年生

2017.10 小宮一慶

賃借対照表からは会社の安全性、損益計算書からは収益性、キャッシュフロー計算書からは将来性が読み取れる。

損益計算書で売上原価は売れた分だけ計上するので、賃借対照表の棚卸資産をチェックする。

返済が1年を超えるか超えないかで、流動負債か固定負債かが決まる。

④自己資本比率=純資産/資産で金融業以外は10%を切ると要注意。

③流動比率=流動資産/流動負債で一般的に120%あれば安全

②当座比率=当座資産(より現金化しやすいもの)/流動負債で90%あれば短期的な安定性は高い。

①手元流動性=現預金やすぐに売れる資産、調達できる資金/月商で1ヶ月以上が理想。

自己資本利益率ROE(Return On Equity)=純利益/自己資本で8%が上場企業の命題になった。

資産利益率ROA(Return On Asset)=ROE×自己資本比率で全般を上げる経営が正しい。

売上高に対し7%の営業キャッシュフローを稼いでいればいい会社。

投資C/Fと財務C/Fのマイナスを合わせた金額が営業C/Fの稼ぎの範囲内であれば理想のかたち。

会社の稼ぐ力は売上高成長率、資産回転率、売上原価率、売上高販管費率、棚卸資産回転日数で読み取る。

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