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秘湯♨️|霧積温泉 金湯館

1ヶ月ほど前に泊まった宿の話です。
そういえば書いてなかったなと思って
今さらながら記事にしてみます😙

わざわざ今さら書こうと思ったのは
これまで行った宿の中でも最高クラスに
インパクトが強く再訪したいって思ったので
記録と紹介も兼ねてまとめておきます。

予約に至った経緯

群馬へ行くことになったのは
2年に1回開催されている
中之条ビエンナーレの鑑賞のためで
それに合わせて有休を取得して
土日月で連休としてまして
2泊分の宿を予約しようと楽天トラベルで物色

日曜の分は中之条町内で予約できたが
予約するのが遅かったため
土曜は町内では見つからず周辺を検索
色々あるなかで目に泊まったのが
今回紹介する霧積きりづみ温泉 金湯館きんとうかんです

雰囲気の良い宿やな〜と場所を確認したら
宿へ通じる道が表示されてませんでした😓

びっくりはしたけど
この感じに妙にワクワクしてきて
他の宿も見てみたけど
この宿のことが忘れられず・・
結局ポチッと予約をしてしまいました😁

温泉好き、秘湯好きなら
この気持ち分かるはずです👍

温泉に限らず最近の宿選びは
自然に特徴的な宿を予約してる気がします
普通の宿やともったいないと感じてしまう・・

霧積温泉 金湯館
創業明治17年、伊藤博文を筆頭とするメンバー30人ほどで来訪し、当館にて明治憲法も草案。明治20年頃に勝海舟は当館に湯留し、与謝野晶子も当地での歌を残しています。また森村誠一著の長編推理小説"人間の証明"の舞台にもなったことで有名な宿。

宿へのアクセス

Google mapで道が表示されてないが
実際のところ宿専用の林道は存在します
なので連絡をすれば送迎可とはなってました
下記、金湯館HPより引用

スクリーンショット 2021-11-18 18.45.11

ただ、どうせなら
送迎なしで行ってみたいと思い
玉屋ドライブインから細い道へ入りました🚙

途中の霧積湖までは片側1車線の道で快適ですが
その先からはすれ違い困難な道が7kmほど続きます😓

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前から車来たらアウトな道でヒヤヒヤドライブ
落石注意の看板は見慣れるほどあり
それよりも怖かったのは路肩弱し😱
路肩走りたくないけど幅狭いので
自ずと走ってしまうという恐怖・・

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最後の方になると未舗装路になり
さらにヒヤヒヤしましたが
無事に対向車にも出くわさず駐車場へ

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これより先は1kmの山道を30分ほど
高低差100mほどを歩いて登ります

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整備された遊歩道という感じではなく
ちゃんとした山道です😁
旅館というより山小屋に向かってる感じ
それなりの靴と荷物でないと行けないです😓

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20分ほど歩くと赤屋根の建物が見えてきます
霧積温泉は1軒宿なのでこれが目的の金湯館です

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森の中に佇む感じがまさに秘湯♨️
16:30無事に宿に到着
もう少し早めに着きたかったけど
暗くなる前に着けたので一安心でした😁

金湯館までの23分ほどの山行記録

タイムスリップした感覚になる建物

橋を渡り建物に入ると令和ではない
平成でもなく、昭和でした・・

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案内された部屋にはこたつが👍
これがあったらもう部屋から出れんやつ
そして本館の部屋は障子や襖で仕切られてるため
鍵がなく物音も響きやすかったです
それが苦手な方は新館(ドア仕切、鍵あり)が良いかも

山小屋とかゲストハウス慣れてる人なら
壁があるだけで気にせず過ごせるかと思います
実際に僕はくつろげました😙

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風呂への廊下も渋さ全開です
部屋のある建物からは一回外に出るため
浴衣で歩くのはかなり冷えました🥶
行ったのは10月末ですが
標高1000m以上の谷にあるため寒かった・・

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お風呂は長い廊下の先に男女別にありました
露天はなく大きめの内湯が1つだけですが
湯量、泉質、心地よさが最高でした

ダバダバと大量に湯船にお湯が入り
ザバザバと洗い場に流れる掛け流し
(1分間に300Lだそうです)
ほんのり硫黄の香りがしてて
お湯も熱すぎないので長湯に最適
しかもお湯は飲むこともできました😋

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ちなみに、電波はdocomoはしっかり繋がりました
駐車場にアンテナが建ってるからか
街なかと変わりないほどの快適さでした👍

食事は山の幸がたくさん

夕食、朝食ともに部屋食だったので
例のこたつでテレビ見ながらの実家感😁

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群馬といえばのこんにゃく、川魚、
キノコや野菜の天ぷら、豚汁など
肉好きやと物足りないかもですが
美味しければなんでも良い僕としては
大満足な夕食でした😋
よくよく考えたらこの山奥で
こんなにご飯食べれること自体が幸せです👍

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朝食もしっかりと量がありました
魚や温泉卵、納豆、とろろ、なめこ汁(一番嬉しい)
この前に朝風呂でまったりしたので
目は覚めてましたがこたつの暖かさと満腹感で
このあと再びの眠気が襲ってきました😓

山登りの方も多い宿

同じ本館で隣の隣に泊まられてたグループは
朝から山に登るようで
僕が朝食を食べてるくらいに
チェックアウトへ向かってました

宿のHPにもおすすめルートが記載されてて
天気も良く一瞬は迷ったんですが
群馬に来た目的がアートだったので
山はまたの機会にしました

宿から鼻曲山までは約2時間ほどで
山頂からは浅間山も望めるみたいです
なのでもし次回来るとしたら
山登り後に泊まれる計画にしたいな〜♪

帰りは送迎で🚙

温泉でほっこりして
朝食をたんまり食べて
こたつでまったりした後に
山道を歩く気持ちにもならんかったので
帰りは駐車場まで送迎してもらうことに😁

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玄関前の橋からの風景
来た時は薄暗かったけど
朝は清々しかった
聞こえるのは川の流れる音だけ・・

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送迎車がいるのは宿から少し登った林道なので
どっちにしても山道を歩くことになる😁
キャリーケースを持った方が
登るの手こずっててゆっくり登った
てか、こんなとこ来るのにキャリーケースは違うやろ💦

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行くまでは不安だらけやったのに
離れていく宿を見ると名残惜しい・・
最新リゾートのような設備はないけど
秘湯感、自然、癒しを求めるならオススメの宿です👍

ちなみに駐車場までの送迎
林道が未舗装で葛折りのため
食後だとちょっと気持ち悪くなりました
歩いて下った方がよかったかもな
ってあとから思いました・・

群馬といえば草津、四万、伊香保が有名ですが
都会の喧騒を離れて静かに過ごすなら
霧積温泉という選択もありかなって思いました♨️
ここまで来ると行きにくさも魅力の一つやな〜😂

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