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女性の1人旅の可能性。地方創生の見落とされがちな女性観光マイノリティについて。

地方創生などのお仕事で感じたことは、女性が観光のマイノリティではないかという疑問です。私たちは女性が夜道を一人で歩くことの危険性についてよく聞きます。では、いつになれば女性や子供が一人で歩いても安心できる社会が訪れるのでしょうか? もちろん、状況は徐々に改善してはいますが、女性自身も「一人で夜道を歩けないのは当たり前」というバイアスを少なからず持っているように感じます。

学生時代、私は建築旅行に一人で出かけたいと考えましたが、女性が一人で安全に旅行できる情報はあまり揃っていないように感じました。建築学科が男性が多いということも一因かと思います。学生の旅に限らず、宿泊施設の選択から始まると、女性は結果的により多くの費用がかかる状況に直面することがよくあります。これは男性よりも女性の旅行ハードルが高いことを意味します。また、女性の一人旅が縁起が悪いというイメージを持つ人も多いですが、地方における関係人口の増加を考えると、このような女性をターゲットにすることは非常に重要だと感じます。女性はライフスタイルが多様で、友達との予定が合わないことも珍しくありません。その結果、女性旅行者の数は予想以上に多いのですが、彼女たちが旅先で新しい人間関係を築くことへの期待はしばしば見過ごされがちです。

交通手段に関しても同様の課題が存在します。女性が一人で安心して利用できる交通手段の提供は、女性旅行者にとって極めて重要です。車の運転をしない人へのバスや自転車の交通手段への配慮も重要です。個人的には、洋服などがいつも問題なので、旅先でレンタルができれば便利だと感じます。また、アメニティを選べたり安価で購入できると良いと思います。

多くの女性が安全に旅をし、自分の好きな場所を見つけ、さまざまな価値観に出会い、生きやすい未来が広がっていくことを願い、この記事を書きました。皆さんはどう思われますか?

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