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大宮ネットカフェ、立てこもり事件に対しての感想

 2021年6月に埼玉県さいたま市大宮区で、ネットカフェの男性客が女性店員を人質に立てこもった事件。


 これに対して

「ふたひいさんはどんな感想を持ちますか?」

「何でも良いので、意見を聞いてみたいです!」

という声を頂きました。


 そこで今回は

『大宮立てこもり事件についての感想』

を書きたいと思います。


 この記事を読むことで、元警察本部警察官の私の意見や感想を知る事が出来ます。


 それでは私個人の感想を一緒に見て行きましょう!



結果に関係なくお疲れ様でした!

 私の事件に対する意見は

『結果に関係なく、関わった警察官にお疲れ様でしたと言いたい』

です。


「結果に関わらずって、結果良かったじゃないですか!?」

と思う人がいるかもしれません。


 しかし、私が言っているのはそうじゃないんですね!

 今回は良い結果で終わったから、皆

「お疲れ様でした!」

と称賛していますよね?


 恐らくこの結果が悪かったら

「埼玉県警なにやってんだよ!」

という人が多かったと思います。


 このような状況において、私は

「結果に関係なく、お疲れさまでしたと言いたい」

と言っているんですね。


 そのため、この事件で悪い結果になっていたとしても

「お疲れ様でした」

と考えます。


つまり、

『その頑張りや努力を称賛したい』

ということですね。


 その上で、2点更に意見を書きたいと思います。

 それは

①、「結果が悪かったらダメでしょう!」に関して

②、「埼玉県警はビビってただけ」に関して


 それではこれらについても一緒に見て行きましょう!



①「結果が悪かったらダメでしょう!」に関して

 この事件に対して

「いやいや、結果が悪かったら流石に警察の事を労えないでしょ!?」

と考える人はいると思います。


 しかし私は

「結果が悪くても批判せずに、労うよ!」

です。


 恐らく

「結果が悪かったら労えない!」

と言う人は、事件をこのように捉えていると思います。


『この事件には、犯人がいて、被害者がいて、警察がいる』


◎、犯人は問答無用で一番悪い

◎、被害者は一番可哀そうで、絶対に傷ついちゃダメ

◎、警察は被害者に被害を出さないようにしなければダメ


 この考えの中で、被害者が傷ついた場合。

 もちろん犯人は悪いけど、次に責務を果たせなかった警察にも責任がある・悪い。

 みたいな思考だと思います。


 その結果

「結果が良ければ称賛するけど、結果が悪ければ称賛は出来ない。」

となるのかと思います。


 しかし、私はそうじゃないですね!

『この事件には犯人、被害者、警察がいる』


◎、犯人は悪い

◎、被害者は可哀そうで気の毒

◎、警察は頑張った

と見ます。


 つまり、

「この事件では、誰が悪い!」

「これは、こうあるべき!」

のようには見ないで、それぞれを別箇に見ようとするんですね。


 それぞれを別箇に見ると、この事件の結果に関係なく、そこにある事実は

『警察は頑張った』

だけです。


 そのため、この事件に対して3者いるのなら

「犯人は悪いけど、どうしてだろう?何があった?」

「被害者は大変でした。キチンとケアを受けて下さい。」

「警察は頑張った!お疲れ様。」

という3通りの事実を見るんですね。


 これはあくまでも私の視点なので、

「へぇ~!そんな風に見るんだぁ~!」

くらいに受け取って貰えればと思います。



②「埼玉県警はビビってただけ」に関して

 次に、ネット上で少し話題となっている

「埼玉県警はビビってただけじゃないの?」

と元警察官ジャーナリストが言っている事に対して。


 これに対して私の考えは

「へぇ~、この人はそのように捉えているんですね!」

です。


 正直な話、埼玉県警が良くやっていようと、良くやっていなかろうと、そこを否定的に見る人が居ても気にしません。


 なぜか?

 別に、捉え方は人それぞれ自由だからです。

 他人の考え方を否定して、考え方を改めさせようとも、謝罪させようと思いません。


 指揮権を持つ責任者や知事等が言うと話は別ですが、ただのジャーナリスト・OBですからね。


 私は自分と意見や捉え方が違う人を否定したり、叩くつもりはありません。

 ただ、不快と感じるなら私は見ないだけです。


「自分の中に取り入れる情報の取捨選択は私がする!」

 そのように考えているだけなので、受け入れたくない不快な情報や意見は相手にしないだけです。


 極力相手にしないので、

「色々な考え方をご自由にどうぞ!ただし、私の目に入らないところでね!」

というだけです。


 それ以上でも、それ以下でもありません。 


 だからこちらでも言っている通り、私の情報発信の場で否定的・攻撃的なコメントはブロック・削除対象にしているんですね!


 私に

「この事件に対しての意見を聞かせて!」

と要望してくれた方の期待した回答になっているか分かりませんが、私はこの事件をこのように捉えています。



まとめ

 大宮の立てこもり事件に対して私の意見は、結果に関係なく警察官に

「お疲れ様でした!」

と声をかけたいです。


 その上で

①、「結果が悪かったらダメでしょう!」に関して

 『結果に関係なく、警察官が頑張った事実は変わらない。そこに労いを言いたい』


②、「埼玉県警はビビってただけ」に関して

 『人それぞれ意見は違う。不快な情報は否定せず、そもそも目に入らないようにする』


 これで何となく私の考え方、事件の捉え方がイメージできましたかね?


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