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警察学校前の不安な今の時期をどう過ごしたか?の話。

1、3月の過ごし方

 大学卒業~警察学校着校までの間は時間が出来ます。

 そこで、私のした過ごし方を紹介します。


 と言っても、これはオススメの過ごし方ではありません!

 その時点ではまだ内部事情を知らないのですから当たり前ですよね。


 内部事情を知っている今の段階でオススメの過ごし方を知りたい場合は

【貴方が知りたい警察学校情報はここに詰まっている】

をお読みください。



2、走る

 基本的に走っていました。

 私は学生時代から走ると言うことが苦手でした。

 柔道部としては上の中くらいでしたが、クラスで言うと中の中くらいですかね。


 その後大学で部活はやっておらず、とにかく走ることが心配でしたので、毎日2時間ほど走っていました。



3、気を紛らす

 正直、走ることは【少しだけ】不安なだけで、体力的な心配はあまりしていませんでした。


 怒鳴られたり、集団生活環境も、正直高校の部活大学時代の新聞奨学生として被った酷い扱いと比べれば、大したことはないと思っていました。

(実際そうでした。)


 では何が不安で気を紛らす必要があったのか?

 それは、知らない場・人・環境です。

 要は人見知りなんです!


 そういった不安を紛わすために、走ったり、親の仕事を手伝ったり、体を動かしていました。


 ゲームやテレビ等は不安の方が強くて、頭に入ってこず、集中も出来ない状態でした。



4、警察学校着校当日

 警察学校の着校日は4月1日ですが、遠くて当日は無理な人は前日着校が認められます。


ここで

「入校日じゃないの?」

と疑問に思う人がいるかもしれません。

 いいえ、入校日ではなく着校日です。


 入校日は約1週間、新隊員訓練のような厳しいシゴキ・訓練に耐えた者だけが辿りつける日ですので、学校に到着する着校日とは全然違います。


 それはともかく、私は3月31日に警察学校へ着校しました。

 荷物は前日に届くよう送っておきます。

 この日はまだ警察学校生ではないので、お客様待遇です。


 部屋に案内され、荷物を解いて、寮内を自由にして良い状態です。

 同じ前日着校した同期と集まって話をするくらいしか出来ませんでしたが、人見知りに初日からそれをさせるほどの、肩身の狭さを感じさせるんですね。


 今でも誰と、どの部屋で、どの椅子に座り、どんな話をしたと言う部分までハッキリ覚えています。

 そのため、今思えば

「かなり不安だったんだろうな」

と思います。


 残念ながら、そのうちの一人は最初の厳しい訓練で退職してしまい、入校日は迎えられませんでしたが。


 その日、夜になると警察学校内の購買もやっているので、細々した忘れ物等はそこで買えます。

 同期が箸を忘れ、箸を買いに行った記憶があります。


 そして、警察学校の食堂で食事をして、入浴して、寝て、正規の着校日を迎えることになります。


 前日着校生は一日先輩として、受付後の居室案内を手伝います。

 この正規の受付時点からお客様ではなくなり、警察学校生扱いに変貌し、受付場所で既に怒号が飛び交います。



5、最後に

 あとは、警察学校について色々と情報収集しておき、【知る】と言うことも良いと思います。

 その手段としてこちらもご活用ください。

【警察学校に関するマガジン】



 需要的に警察学校着校直前期の方が知りたい人が多いだろうと思って、書きましたが、正直私は高校から大学に進学時が一番不安でした!


 電車にもまともに乗ったことがないド田舎者がいきなり東京23区のど真ん中、大手町にある某新聞社の本社まで一人で行かないと行けないんですからね!


 その時は、毎日不安で押し潰されそうになり、泣いていましたよ。

 警察学校は不安よりもワクワクの方が多かったので、比べ物にならない不安度でした。


 この記事を読んでもわかるように、警察学校の厳しさは、貴方の今までの経験次第で大きく違ってきます。


 部活で全国を目指すレベルの練習や厳しい環境に居た人からすると、怒鳴られることも、体力訓練も不安に思う必要はないレベルです。


 柔道なんてスポーツ少年団程度の練習強度ですからね。


 勉強キチンと毎日のように勉強をする習慣のある人からすれば大したことはないレベル・・・だと思います・・・・

 私はその習慣がなかったので死ぬほど苦労しましたが・・・


 是非参考までに!

 皆不安なのは同じです!


 ちなみに、過去警察学校の教官に異動となった同僚がいますが、

「俺で大丈夫かな」

なんて不安を口にしていました。


 教官側もそんなものです。


 しかし、その後私が警察本部に異動となり、臨時教官として警察学校に教えに行った時、彼はもう担任を持ち、馴染んでいました。


 警察学校生も、教官も皆この時期は不安です。

 しかし、何だかんだで慣れます。馴染みます。


 今自分にやれることを頑張り、不要な不安は持たなくて大丈夫です!



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