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【節約生活#309】仕事の節約強化月間②やらない仕事を決める

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

意味のない仕事はしない

 強いことばで「ブルシット・ジョブ」というものがある。これは仕事そのものが不要なというかむしろ害のある仕事である。

 定義としては次のようなものである。この場合、職種というか、仕事全体が無意味なものとしているけれども、仕事をしていると作業のなかには、なぜしなくてはいけないのか首をひねるものもまざってくる。思い返せば先週も何枚かよくわからない書類を書いた記憶がある。

ブルシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態である。

 よくよく見てみれば、結構そういう事例は多い。訳のわかららない手間もある。昔、計画書は手書きにしろというお達しがきたことがあった。人間味があるからという理由であった。自分の部署ではないが、儀式的なもので使う紅白まんじゅうの数に結構な時間頭を悩ませているひとがいた。

 こういうよくわからない仕事への対応方法は2つある。さっさとすますか、やらないかである。できれば断るという選択肢も持ちたい気はするけれども。

 基本的にはやらないですます方向にしたい。やらなくてよい仕事であればあるほど、大した影響がない。影響があるなら、それは大事な仕事のはずである。結局はやる側の気分の問題に近い。
 もちろん職種にもよる。
 現在の仕事は裁量が大きいので、ある程度やらないという選択肢がとれる。

 裁量が大きいということは、自分で仕事を作ってしまうことのできてしまう。そうして、自分で意味のない仕事を作る危険性もある。

 今月は毎朝、仕事の点検をしていくことにする。そうすることで、意味のない仕事ややらなくてもよい仕事をあぶり出していく。

意味のない仕事をしないことは節約でもある

 節約をひとつの方法と考えると、上記もひとつの節約である。
 節約とは、選択と集中である。お金の節約であれば、大量に浪費をしていた部分のお金を、本当に大事なところに回す。もしくはお金が必要なときのためにとっておく。

 仕事でも、必要な仕事に時間や労力を集中する。無駄な作業はしない。これは労働力や自分の生き方を意味のあるものに集中させる意味で節約であると考える。

仕事の節約は人口減少への対策にもなる

 大きく言えば、意味のない仕事はどんどん減らしていくべきである。

 そもそも人口が減って働くひとが少なくなっていることが問題視されている。政府としては女性や高齢者にもっと働いてもらおうとしているけれども、働けるひとはもうだいたい働いているのが現状であろう(働ける高齢者についての統計データを以前みたことがあった)。

 そうであるなら、もう仕事の中身を見直して、どんどん仕事をスリム化していく必要がある。先週、会議で新しいことをするのはよいけれど、やらなくてよいことを決めろというようなことを発言した。

 世の中から意味のない仕事を追い出したい。そうすれば、少ない労働力でもそれなりの成果を出していくことができるように考える。

 ただし、「ブルシット・ジョブ」を始めに提言した本では、社会の構造上意味のない仕事が作り出されるのだとは書かれていた記憶がある。
 意識的に排除するだけでは難しい問題なのだとは思う。

 ただ、今月はどんどん自分の仕事をスリムにしていくことを目指す。

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