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もはや小説シリーズ

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記事書いていたら、小説のようになってしまった。
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きりちゃんの記録小説4️⃣

そして、

混乱してまた、

結婚ってなんですか?

「男女が子孫を残すために、幸せになる事だよ。」

え?どう言うことですか?って思ってたら!

「今日なんの日かわかる?何日?」

「4月1日」「エイプリルフール?」

「エイプリールフールかぁ!!!!!!」

「エイプリルフールでしょう!笑」

「そっかー!!!なんだ!よかった!」

そして、その後試験は続き。なかなか良くなってるね!いいね!と

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きりちゃんの記録小説3⃣

きりちゃんの記録小説3⃣

施術の研修の成果発表で、院長への施術が始まりました。

人の身体を借りて練習する機会は研修中しかなかったので、順を追うことで精いっぱいです。

なんとか、順調に進んでいたとき

院長に、「君は人を好きになったことはあるんでしょ?」と言われます。

あります。叶わない恋のことが多いですが、と、伝える。

「じゃあ大丈夫だよ!」

何が大丈夫なの?

でもちゃんと、お付き合いしたことないです。付き合う

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きりちゃんの記録小説2️⃣

きりちゃんの記録小説2️⃣

そんなこんなで、

ポジティブに純粋にコミュニケーションを重ねていたきりちゃんですが、

うっすら好意を感じつつも、半分冗談と言い聞かせながら、過ごしていたらある日、出勤し、お掃除をしているときに

「君、ますます綺麗になってきてるね!!!お願いがあります!!!」

「結婚してください!!!」

っと、3回ほど連呼され言われました。

天を仰ぐように。

その姿が本気に見えたのもあって、

戸惑う

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きりちゃんの記録小説1⃣

きりちゃんの記録小説1⃣

いろんな要因があるが、最近の目標、大きく軸となる自分のアイデンティティにおいて、きりちゃんは、施術家になることに決めました。

セラピストともいうのかな。生きる目標を見失い気味だった私は、

少しでも誰かの役に立ちたいというのもあった。

私は、ちょっと前、リラクゼーションサロンで、研修を受けていたのだが、

そこの院長からプロポーズされてしまった。

とはいっても、冗談ということっだった。

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