[直営ショップ Chamber Tokyo]
Tellason Ankara 14.75oz REGULAR STRAIGHT

2008年に米国カリフォルニア州サンフランシスコにて創設されたTellasonは、少量生産・高品質のアメリカ製ジーンズを生み出してるデニムブランドです。
共にサンフランシスコ育ちである『TONY PATELLA』氏と、『PETE SEARSON』氏が立ち上げました。ブランド名は、彼らの名前（Tony Pa”TELLA”+Pete Sear”SON”） から、Tellasonと名付けられました。
サンフランシスコで育った創業者にとって、ジーンズとはMade In U.S.A.で、New Yorrk CityやLos Angelsではなく、Made In San Franciscoでないといけない。アメリカの誇る長いデニム文化の発祥の地に拠点を構え『ホンモノ』を作るという確固たる思いを持って創業しました。

このブランドのこだわりとして、「出来る限り自国内で！」という事で、付属のレザーパッチは、PortlandのTANNER GOODSに依頼した、Hand Made。リベットは、Kentuckyのメーカーが手掛ける『Antiwue Copper、「TELLASON」の文字は、アメリカでは有名なフォント会社であるHouse Industries社が手掛ける等、徹底しています。

詳しい方はご存知だと思いますが、以前までは米国コーンミルズ社製のデニムを使用しておりましたが、リーバイス501を支えたと言っても過言ではない125年もの長い歴史を誇ったコーンミルズ社は、残念ながら2003年に破産しました…
（現在、リーバイス社で採用されるデニムは、カイハラ社のデニムが採用されているのは周知の事実です）
コーンミルズ社に代わってデニムサプライヤーを担うのはカイハラデニムに別注した14.75ozセルビッジデニム。ビンテージの風合いを大切にしつつも、理想のフィットをずっと維持できる防縮加工が施されています。

ヴィンテージデニムではお馴染みの仕様でもある、厚手帆布のポケット裏スレキ・ボタンフライ・耳付きコインポケット・ヒップポケットのT字のステッチ＆充て布。
フロントポケットは打ち抜きリベット補強、ボタンフライにはドーナツボタンを使用しています。
クラシックなレギュラーストレートは、足のラインがきれいに見えるシルエットです。
特筆すべきは、右バックポケット内側に某ブランドを連想させる赤いピスネームですが（LEGAL=合法）と、ユーモア溢れるピスネームが付けられています。

生産国が、アジアにシフトされがちなアパレル業界ですが、USAメイド(アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ製)に拘り、服好き達に支持されています。
防縮加工デニムのため洗濯による大きな縮みはありませんが、ハーフサイズ程度(ウエスト1-2cm、レングス2-4cm)の縮みがあります。

ところで、カイハラのデニムはInstagramでもよく見掛けますし「名前だけは知ってるよ！」なんて方も多いと思いますが、この会社の本当の凄さを知らない方が多いと思いますので、ちょっとだけ解説します。
カイハラの創業は1893年（明治26年）アメリカで流通していたロープ染色（400〜600本の色と染料で染める方法で、ムラなく染まるが芯まで染まり切らないので芯は白いまま染色される）を、1970年に独自開発した技術によって日本国内初の生産を可能にしました。穿き込む程に色落ちするデニムならではの染色方法として有名なロープ染色の技術が認められ、1973年にはリーバイス社から生地生産のオーダーを受け、注目されます。

1991年には、織布・整理加工・紡績の設備を完成させ、国内初で世界でも稀なデニム一貫生産体制を確立。
2019年秋冬からは、リーバイスのヴィンテージアーカイブコレクションとして知られる「LEVI’S VINTAGE CLOTHING」のデニムサプライヤーとして、カイハラのデニムが採用されています。

では最後に、動画にてご確認いただけますと幸いです。
上から順に『商品詳細動画』、『着用動画』、
当店でも非常に人気の定番『Resoluteとの比較動画』となっております。