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アウトプットを意識したら読書が面白くなくなってしまった方におすすめの本

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。

noteでは、書評や読書感想文など本を紹介する投稿がたくさんあります。私も本が好きなので、よく読んでいます。

私も出会った素晴らしい本を皆さんにご紹介できたらなぁと常々思っています。でも、本を読みながら、「この本面白いなー、noteで紹介しよう」と思った瞬間に、なんだか読書が面白くなくなってしまうのです。

「本の内容を正確に読み取らなきゃ」とか、「ここは引用したらどうかな、付箋をつけておこう」なんて考えていると、途端に読書が窮屈な作業に思えてきて、つまらなくなってしまって。

もし、私と同じように、アウトプットを意識したら読書が面白くなくなってしまう、でも素敵な本に出会ったらみんなに教えてあげたい!という方へおすすめの本があります。

又吉直樹「第2図書係補佐 」

まえがきで又吉さんは言っています。「僕の役割は本の解説や批評ではありません。自分の生活の傍らに常に本という存在があることを書こうと思いました。」

この本には、「あの本を思い出すと、あのことを思い出す」の「あのこと」が綴られています。「あの本」の説明はほんのちょっと。

歌で例えると、こんな感じでしょうか。私は、ミスチルの「足音」を聴くと娘の保育園時代を思い出します。でも、「足音」を説明するのではなく、「足音」に触れたときに私が思い浮かべるすごく個人的なことを書いている。そんな感じです。

又吉さんの思い出ばっかりなのに、「読書って面白いな、私も読みたいな」って気持ちになる。こんな本の紹介の仕方もあるのですね。いつも通り自分なりに本を楽しみ、思いつくままに気持ちを綴る。

実は、私も又吉さんのまねっこして書いています。↓↓↓

本が好き。

それでは、また。





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