勉強法について。
今回は、わたしがNW講師として普段している勉強法についてお話します。
なぜこのお話をするのかというと、きっかけは以前、受講生の方が
「試験勉強について覚えることが多いです。どうやって似たようなコマンドや、ファイルの場所を覚えているんですか??」
と、絶望的な顔をして相談されてきたからです。
基本的に法人さんなので、仕事と思ってやるしかない!と言ってしまえばそうなんですが、そうゆうことじゃないですよね。
覚え方を聞かれているので
私自身、めちゃくちゃ勉強ができる大物ではありません。
大したことないからこそ、理解に至るまでのお話しができると思います。
今では、自社で使っているテキストの内容を誰よりも網羅していると自負しています。
単に授業を持っている幅がまだ新卒で少ないから、ではありません。なんならテキストなしで授業することもできます。
このお話はNWに関することに限らず、すべての勉強においても応用できると思うので、ぜひ読んでいってくださいm(__)m
勉強法について5点紹介したいと思います。
①たとえる
一言で言うと、頭の中にイメージを植え付けるということです。
具体的な日常の場面や、自分が知っている事柄で似たことと重ね合わせることです。
早速例えるとすれば、ダウンロードとインストールの違い。
ダウンロードは、スーパーで食材を買ってきて家に持ち帰り、まだ調理したり食したりはしていない状態
インストールは夜ご飯と化してぺろりと食べちゃいました~
胃の中です!みたいな
なのでインストールする際は
”信頼できるものかわからない場合は、インストールを控えた方がよいでしょう。”
先ほどの例と合わせて考えると、「賞味期限切れで食材が腐っていたら、おなか壊しちゃうよね。期限確認して気を付けて!」という感じです。
ググればでできますが、気になった方はこちらをみてみてください。
細かいことはさておき、ざっくりとしたイメージが湧くんじゃないかなあと思います。
こんな風にたとえると、分からなかったものが身近に感じることができ、勉強に対する嫌悪感は軽減されます。
②自分ならどう説明するか想像する
学んだことは、自分の言葉で吐き出すことが一番理解の早道だと思います。
とはいえ、だれかが聞いてくれる環境って少ないですよね?
なので、想像だけでも充分よくて自分の言葉に変換することが重要になります。人から聞いたことの受け売りだとしても、理解さえしていれば必ずあなたらしい説明ができます。
「今の説明、自分だったらこうゆう言い方しただろうな~」と想像してみましょう。
尊敬する先輩も勉強するコツとして同じことを言われていたので、説得力倍増ですね(笑)
これで知識をモノにすることができます。
③すべてのことを関連付ける
勉強法の①で紹介した内容とつながってきます。
いわゆるメモリーツリーを頭の中で作りましょう、ということです。
(実は先頭の写真はメモリーツリーを想像して選びました。)
よく大学受験の必勝法などで挙げられています。アレです
でも、書くのはめんどうだし、時間かかるし
見返したりしないので推奨しません。もちろん書くほうがやる気がでるのであれば、ぜひそちらで試してみて下さい!(個人差あり)
なぜ、そうする必要があるのか?
それは未知の範囲の勉強は全体がイメージしづらいからです。
究極のたとえですが、
これから何をするかも全くわからない未開の地に、身を置く羽目になった時、目の前におおきな丸太がいくつもある。
「なんでこんなものが?」と最初は思うでしょう
でも、未開の地に家を建てるという目的を知っていたら
なんで?とはなりませんよね、家を建てる目的と丸太に関連性を見出せるから
見慣れないコマンドひとつにせよ、似たようなコマンド前に見たなってものに最初は無理やり紐づけると、徐々にパターンに気づけてきます。
単語を百個覚えるより、数十個の単語から関連するものを引き出せるほうが脳みそも苦しくないでしょう。
④とにかく見慣れる
これはテキストを繰り返し読む✖問題を見飽きるまで解くこれに尽きるかと思います。
絶望の表情で相談されてきた受講生の方は
「もう答えを覚えてしまって、模擬問題がただの正解ボタンを押すだけの作業になってしまいました。」
と、言われていました。
この方の場合、問題を見飽きるまで解くに関しては達成しています。
でも問題が丸々試験に出るわけではないので、このまま理解はできていない状態だとまずいわけです。
このため、片方だけできている状態は不十分と言えます。
掛け算をしていくにあたって、やみくもに取り掛かるのではなく
1.問題を解く
2.間違ったところや忘れてた用語に関してテキストを読み直す
3.問題解説を自分でしてみる
この流れがベストだと思います。
そうすると、いやでも内容が頭の中に入ってきて逃れられなくなります。
おすすめです。
⑤一言で説明できるようになる
こちらで最後になります。
基本的に長ったらしい文章は、頭に入りません。もしかしたら、すらすら入る天才もいるかもしれません。
好きなアーティストの曲ですらまともに覚えられない私のような人間には、とにかく一言でまとめてほしい…!!
なので、一言で言うと練習をお勧めします。
たしかに一言で表しにくいものもありますが、こうすることによって難しそうな内容が簡単に思えてくるという素敵な効果が期待できます。
これは私たち講師が心がけていることでもあります。
まず、各項目の授業の最初に「これから~についての内容に入ります。簡単に言うと〇〇のお話です。」といった具合に
プレゼン、スピーチなどでもよく言われるのではないでしょうか
一言で言うことによって、最悪何にも理解できなくても「○○の話だったんだな」くらいは残すことができます。
最初はそれでよくて、徐々に距離を縮めていきましょう。
以上がNW講師のたまごである私が紹介する勉強法でした!
①たとえる
②自分ならどう説明するか想像する
③すべてのことを関連付ける
④とにかく見慣れる
⑤一言で説明できるようになる
目次と重なってしまいますがこんな感じです。
”勉強法” とかで調べたら出てきそうじゃんって思われる方
もちろんちゃんと出てきます。でも、コピペじゃないです。
自分でやってきて、もっとも効果を感じたので書かせてもらっています。
勉強に慣れていない方にとっては苦しくみえるかもしれません。
でも、結局はこれが近道なんだと思います。
今回紹介した内容は、実は紙とペンが要らないんです!(すごい)
なので、LinuxやCCNAなどNWの試験勉強に悩まれている方、その他資格試験の勉強に勤しんでいる方のお力に少しでもなれたら幸いです。
もっと最強の勉強法があれば教えていただきたいです。
共に頑張りましょう!読んでくださり、ありがとうございました。