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人生で一番きつかった一週間~夫の限界の叫び~

 昨年のコロナ罹患から、休職期間3か月そして転職を2回してやっと落ち着くのかな?と期待していたのに…。希望の業界に転職したのに、今度は職場環境で悩んでいたようでついに過呼吸になり救急車を呼ぶ結末に…。


2回目の転職先は、若い頃にやっていた宿泊業。
夫とは、同じ職場で知り合いました。

自分も経験したことがあるからわかる。
あんなにも不規則な生活、私はもう嫌だ。

でも、どうしてもまたやってみたいと彼たっての希望で
胸を躍らせ入社。

やっぱり現実は厳しく、8月なんてほぼ夜勤。
夜勤があるとは聞いていたけど、ここまでとは…。

子どもたちとは逆転生活。
子どもたちが寝る頃に
『パパ、いってらっしゃい。』

私は、夫と自分たちの生活は少し切り離して考えよう。
そう思っていました。

でも、不規則な分栄養はしっかり取らないと。
そう思いお弁当や食事はしっかり作っていました。

夜勤が終わり、またその日の夜に仕事に行く夫。
起こさないように、そっと部屋に入り必要な物を取りに行ったり…。
色々気を使う毎日でした。

希望の業界で働けて、生き生きするのかと思いきや。
全く逆で、いつもしんどそう。
時々、しんどいと本音をぼそり。

私は、そんな夫を見るのが辛かったです。

9月の最後。
夜勤の出勤前、みんなで夕食を食べようと席に着いてしばらくすると…

今まで聞いたことのない声を上げて、
食卓から飛び出し
自分の部屋に逃げ込んでしまいました。

部屋に入っていいものかわからず、
「大丈夫?」と声を掛けても
呼吸が苦しそう。

その様子は伝わってきましt。

「大丈夫?入っても良いかな?」

心配して、お義母さんが駆けつけてくれて
「救急車呼ぶね。」と言われ

「え?でも…」と私も本人も思っていましたが

「呼吸も普通ではないし、とりあえずお医者さんに診てもらって
落ち着けば帰ってきたらいいから。」

後から振り返ると、このお義母さんの提案は正しかった。

今日の仕事に行けないことを上司に伝えなきゃ。と
はーはー言いながら、自分で電話をし途中で私と代わり状況を伝えました。

救急車に乗って、救急隊員さんとのやりとりをする頃には
呼吸も落ち着いてきました。

病院で診てもらっても、身体の異常ではなく
精神的なものから来る過換気症候群と言われました。

そのまま家に帰り、途中だった晩ご飯を食べて
お風呂に入り寝ました。

次の日、いつもよりは少し遅く起き
お祖母ちゃんの家に泊まっていた子どもたちに
会いに行きました。

昨日は、びっくりした。と言いながらも
ぎゅって胸に飛び込んできた子どもたち。

上司にしばらく休みを頂けますかと連絡をし、
それでちょっと安心した様子でした。

そこから、一週間。
私自身も、心のアップダウンが激しく
心身ともに疲れた一週間でした。

私が頑張らなきゃ。
でも、この一年かなり頑張ってきた私。
正直、もう頑張れないよ。
そんな気持ちになりました。

でも、生活していくためにはお金は必要。
相手が落ちている中、自分まで落ちてはいけないんだけど
ちょっと疲れた。本当に。

1年間がんばったのに、取り巻く現実で変わったのは
私の収入くらい。

いくら頑張っても、人を変えるのは難しいことに直面しています。

まずは、自分の心身とうまく付き合いながら
相手は相手。
私がどうにかしてあげられるものでもない。
それは、本人の問題なのです。

私ができるのは、自分に集中すること。
そして、見守ること。
その2つです。

久しぶりの投稿
読んでくださった方、ありがとうございます。

CHAMOMILE YURIE
(カモミールゆりえ)

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