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2016年の最後に得た大きな気づき

2016年最後のフラレッスンでのこと。
最後に先生に頂いたアドバイスは、「肩がずっと緊張して上がっている」というものだった。

そうか、私の踊りにある硬さってここが原因だったのかと、自分史上最高の肩下げで臨んだところ、鏡に映った自分は首がとてもすっきりして、姿勢もぜんぜん違っていた。

そのあとごはんを食べている時も、ずっと力を抜いて肩を下げることを意識していたら、
なんだか急に「今に焦点が合う」感じが分かったような気がした。

風が通るようにふと、今の自分が感じていることに意識が集まって、普段いかに自分が「〜しなきゃ」と先のことばかり考えて力が入っていたかが分かった。

「今に集中する」って、がんばって今を見るということじゃなくて、まずは力を抜いて、今を「感じる」ということだったのか。
すると突然、自分が自分の正面に座って、すっと一本体に筋が通ったようになった。

瞑想とか呼吸法とか、他にもいろいろな方法をこれまで試してきたけれど、ここ最近はなんだか、どれもしっくりこない気持ちでいた。

なのにこんなふうにある日突然、しっくりくる感覚が降ってくるなんて、本当にびっくりした。

ヒントはどこに転がっているかわからない。誰かから聞いたメソッドを試していくのもいいけれど、まずは自分の感覚を信頼すればいい。

フラの神様が今年の最後に届けてくれたギフトを大切に、新しい年は力を抜いて柔らかくいこう、と決めた。

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